昔の楽器を使った「幻想交響曲」 [音楽・楽器]
夜はSo-netのサーバーが異常に重いようで、私も苦労しておりますが、おかげさまで、昨夜、累計1000アクセスを超えました。
また、初Nice!もいただきました。
今後ともよろしくお願いします。
さて…
▼購入したDVD
「幻想交響曲」/エクトル・ベルリオーズ
演奏:オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク(Orchestre Révolutionnaire et Romantique)
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー(Sir John Eliot Gardiner)
PHILIPS
前に書きましたが、作曲当時の楽器を使って演奏したベルリオーズ「幻想交響曲」のDVDがあるというので、早速Amazonで注文し、きのう届きました。
とにかく、大変面白く聴きました。(というより「見ました。」)
弦楽器の弓は現代のもののようですが、弦はおそらくガット弦なのだと思います。
管楽器は、木管も金管も19世紀のスタイルのようで、木管はキーの数が少なく、コールアングレは途中で折れ曲がった独特の形。
ホルンやトランペットはバルブのない「自然管」です。もちろん、トランペットとは別に、バルブ付きのコルネットも入っています。(「自然管」については、別の機会に…。)
そして、テューバではなく、(先日ブログに書いた)「セルパン」と「オフィクレイド」も加わっています。
4楽章(「断頭台への行進」)はオフィクレイド1本しか映りませんが、5楽章(「ワルプルギスの夜の夢)」はオフィクレイド2本が活躍し、途中、一部は1人がセルパンに持ち替えています。
楽器の配置も現代とは違い、コントラバスとチェロはひな壇の上手側(客席から向かって右側)半分を占めています。(コントラバスはフレンチボーです。)
管楽器が、古い時代の製造なのか、昔の形のものを現代に「再現」したのかは分かりませんが、おそらく後者(再現)ではないでしょうか?どなたかご存知でしたら教えてください。
演奏の方ですが、「古色蒼然」としているのかと思いきや、映像なしで見れば、モダン楽器での演奏と「聴き間違える」人もいるかもしれません。
特に、ホルンなどはバルブなしの楽器で吹いていると気づく部分は、ほとんどないのではないでしょうか。
ただし、私がこのオケに混じってコントラバスを弾きたいかといわれると、ちょっと考えてしまいますが…。
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