「新聞がなくなる日」 [読書]
▼読み終わった本
*「新聞がなくなる日」
歌川令三・著、草思社
先日、購入した際に紹介した「新聞がなくなる日」を、一気に読み終えました。
一言で言うと、「朝日」に限らず、「紙の新聞」の未来は極めて暗いと思わされました。
著者(元毎日新聞)は、「2030年には紙の新聞はなくなる」と結論づけています。また、将来の「電子ジャーナリズム時代」には、メディアの中核は「通信」(ネット)と「放送」(デジタルテレビ)が融合するコングロマリットが、マスコミの主流になる、ということです。
こうした議論の途中で、韓国の電子新聞「オーマイ・ニュース」や、アメリカの大手新聞とネットの関係などについても、かなりの紙幅を割いています。
著者は新聞出身だけに、「悲観的になりたくない」と思いながら、結果的には「悲観的にならざるを得ない」という感じでしょうか。
最近、放送とネットの関係について、さまざまな出来事があり、さまざまな議論が交わされています。テレビ界の「危機感」はかなり深刻なのですが、果たして「新聞界」の危機感はどうなのでしょうか?
きのうは、会社の同僚と一緒に、私が前に勤めていた会社の人と食事しました。
銀座のMというお店で、強烈においしい松坂牛を食べて、とても幸せでした。よく考えると、酒を飲んだのは10日ぶりでした。
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