私の「自動車マニア」歴(1)

これまでも書きましたが、私は「乗り物マニア」でありまして、きょうはその一端として、「自動車マニア」遍歴について書いてみたいと思います。

幼いころから「自動車好き」の子供でした。
父親も車好きで、バイクも乗っていましたので、その影響もあるのではないかと思います。
家に車がないころも、（前に書いたように）バスに乗ったりするのは大好きで、各社のエンジン音を聞き分けていました。
大まかに分けると、三菱ふそうと日産ディーゼルのバスのエンジン音は大きくて、特に日産の音は金属的。一方、いすずと日野のエンジン音は、やや穏やかな印象でした。

その後、小学校のころ、引っ越しをして家の前まで車が入れるようになり（注＝長崎では、車が入れないような場所に家が建っているのは珍しくありません）、最初に我が家に来たのは軽自動車でした。
家の縁側には、解体業者から入手したのだと思いますが、本物の車のハンドルがおもちゃとして置いてありました。

やがて、父がスカイラインの中古車を購入しました。いわゆる2代目のS50といわれるモデルだと思います。
その頃、車には、以下のような「クラス分け」がありました。
▽カローラ・サニー・クラス（排気量1,000～1,100cc）
▽コロナ・ブルーバード・クラス（排気量1,300～1,500cc）
▽クラウン・セドリック・クラス（排気量1,800～2,000cc）
この3つのクラスは、トヨタと日産の車種を基準にしているわけですが、スカイラインは合併する前のプリンス自動車製で、トヨタのコロナ、日産のブルーバードの「ライバル」車種だったわけです。
ほかに、プリンスはクラウン、セドリックの同クラスとして「グロリア」という車を作っていました。
スカイラインは当時、既に名車として名を馳せていました。
その頃はよく知りませんでしたが、レースでポルシェと互角の戦いをしたという話が残っているのが、このモデルのはずです。

社会人になってからの「車遍歴」は機会を改めたいと思います。