「楽器運搬用の車」～私の車マニア歴(12)～

「中東の車事情～私の車マニア歴(11)～」↓から続きます。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-04-28

カイロから帰国後、再び、埼玉県三芳町に住むことになりました。
このコラムをお読みの方はお分かりのように、私はコントラバスという大きい楽器を弾いているので、楽器を運ぶための車は必需品です。若い頃は、電車で運んだりもしていましたが…。
コントラバス弾きの間では、車のことを（冗談で）「（コントラバスの）自走式ハードケース」などと呼んでいます。

コントラバスは、セダンでも助手席を倒せば載せられないことはないのですが、人間も乗ることを考えると、やはりハッチバック、またはステーションワゴンの車が便利です。
ワンボックスカーでもいいのですが、一部の練習会場や本番の演奏会場（ホール）の駐車場が機械式の立体駐車場であったり、練習後などに楽器を積んだまま立体駐車場に入れなければならないこともあるので、やはり車高の低い車が望ましいと考えました。

（いろんな理由で）新車を買う気はなかったので、川越街道沿い、浦所バイパス沿いなどの中古車店を見て回りました。
「第一希望」はトヨタのスプリンター・カリブだったのですが、あまりいい状態の車が出ていないうえ、値段も高め。
それに比べ、日産のサニー・カリフォルニアは手ごろな車が何台かありました。
ということで、結局、朝霞市内の中古車店で白のサニー・カリフォルニア(4WD、ボディーカラー白)を買いました。
（ありふれた、何のヒネリもない車で済みません。＜笑＞）
詳しいことは忘れましたが、4年落ちくらいだったでしょうか。走行距離は割と少なくて、2万kmくらいだったような気もしますが、よく覚えていません。

この車も、結構いろんなところに乗って行きました。
演奏会の本番で、サントリーホールやオーチャードホールにも乗り付けました。

事故はありませんでしたが、一度、ラジエーターのトラブルに見舞われました。
ラジエーターに穴が開いて、冷却液が漏れてしまい、オートマチックにも関わらず、エンストしてしまいました。（最初は、しばらくの間、理由がよくわかりませんでした。）
この車には、結局4年乗りましたが、中国・北京に転勤になったので、処分しました。

次回は、北京での「車遍歴」について書きたいと思います。