神戸市内の鉄道といえば…~私の「鉄っちゃん」歴(9)~ [旅行・乗り物]
「神戸では鉄道事故の取材~私の「鉄っちゃん」歴(8)~」↓から続きます。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-08-05
関西は「私鉄王国」と言われます。
大阪~神戸間では、阪神と阪急がJR(私がいた当時は国鉄)を挟んで、速さやサービスを競っています。
また、大阪~京都間でも、JRと阪急、京阪が、大阪~奈良間ではJRと近鉄が、さらに大阪~和歌山間ではJRと南海が競合しています。
神戸市内でいえば、阪神、阪急のほか、神戸電鉄、山陽電鉄が走っていて、さらにこの4社をつなぐ形の「神戸高速」という鉄道会社が存在しています。
ターミナルの離れた4つの鉄道会社の間を結び、神戸電鉄以外の3社はこの神戸高速を介して、相互乗り入れをしています。
前回書いた、阪急六甲駅での事故は、こうして乗り入れた山陽電鉄の車両が原因となったものでした。
神戸市内にはさらに、神戸市営地下鉄と、「神戸新交通」という会社が運営する新交通システム「ポートライナー」が走っていました。(現在は「六甲ライナー」もできています。)
このほかにも、神戸市営地下鉄の新神戸駅と、神戸電鉄の谷上駅を、六甲山下に掘られたトンネルで結ぶ「北神急行」という会社も作られています。
こうして見てみますと、神戸市が何らかの形で関わっている鉄道会社または組織が、▽神戸市交通局(市営地下鉄)▽神戸新交通(ポートライナー、六甲ライナー)▽神戸高速▽北神急行…と、4つもあることが分かります。
それぞれ、存在理由はあるのでしょうが…。
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