SSブログ

北京小旅行記(7)~バスで中華世紀壇へ~ [旅行・乗り物]

「北京小旅行記(6)~東来順で羊しゃぶしゃぶ~」↓から続きます。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-11-30

滞在最終日の23日は、午前中、路線バスに乗って出かけました。


(実際に乗ったのとは別のバスです。)

私が住んでいた頃、北京のバスは、ソ連の設計で作られたと思われるボロいものばかりでした。
車内は汚くて、普段の移動手段としては使う気にはならないものでしたが、現在はご覧の通り、車体もこぎれいになり、車内もそんなに汚くありません。

(日本でも増えていますが)車体が低床になっていて、乗り降りがしやすくなっています。

料金は2~5元(約32~80円)で、私が乗った「特1」というバスは(区間によって変わるようですが)4元(約64円)でした。

昔は、0.5元(現在のレートで約8円)とかでしたので、かなりの値上がりです。

ということで、およそ30分の乗車で、王府井、天安門広場、中南海、西単などを通って北京中心部を横断。
「軍事博物館」前で下車し、「中華世紀壇」のところに到着しました。
(右奥が「中華世紀壇」)

この「中華世紀壇」は、21世紀を迎えるにあたり、江沢民・前主席の肝いりで造られたものだそうです。
「中華世紀壇」という文字は、もちろん江沢民氏の揮毫です。

ご存じのように、北京市内には「天壇」「地壇」「日壇」「月壇」という4つの「祭壇」があります。
これら4つの「〜壇」は、かつて、皇帝が天と対話するためなどに造られたものですので、この「中華世紀壇」は、いわば「現代の皇帝」を目指したものといえそうです。

写真の左後ろに写っている建物は「梅地亜中心」=「メディアセンター」といい、1990年の北京アジア大会の際の国際放送センターとして、NHKの協力で建てられたものです。
写っていませんが、横には中国中央電視台(CCTV)の「局舎」もあり、私が駐在していたときは、よく足を運んだ思い出の場所でもあります。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。