「アマゾン・ドットコムの光と影」 [読書]
▼読み終わった本
*「潜入ルポ アマゾン・ドットコムの光と影 躍進するIT企業 階層化する労働現場」
横田増生・著、情報センター出版局
潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場
- 作者: 横田 増生
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
1月2日にBOOK OFFで買いましたが、あっという間に読み終わりました。
帯の文句は以下の通り。
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「抜群に面白く読める、
硬派のドキュメント。
日本の物流最先端の”現実”がここにある。」
大森望 翻訳家・評論家(「週刊新潮」書評より)
出版業界のタブーをものともせず、
急成長した要因は何か。
徹底した秘密主義の裏側では
何が行われているのか。
共同通信配信、AERA、ダカーポ…各紙誌で絶賛!
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筆者は、流通関係の専門紙の元記者で、千葉県市川市にあるアマゾン・ジャパンの物流センターでアルバイトとして働いた(潜入した)体験を基に、このルポルタージュを書いたということです。
「アルバイト」とは言っても、学生とか”フリーター”ではなく、30代、40代の男性が多く働いていることなどが書かれていて、いわゆる「格差社会」の一端を鋭く描き出していると思います。
また、物流センターで働く人々の「ヒエラルキー」や、アルバイトに対する厳しいノルマ、コスト削減の実情についても、詳しく述べています。
ただ、筆者はこうした”陰”の部分に対する”批判”一辺倒ではなく、アマゾンの急成長の秘密が、出版・書籍販売業界の「旧弊」にとらわれない、徹底した「顧客優先」の姿勢にあることを指摘して、アマゾンに対する”愛情”さえも感じられました。
▽購入した本
*「十一番目の戒律」
ジェフリー・アーチャー著、永井淳・訳、新潮文庫
▽購入した本
*「十二枚のだまし絵」
ジェフリー・アーチャー著、永井淳・訳、新潮文庫
▽購入した本
*「十四の嘘と真実」
ジェフリー・アーチャー著、永井淳・訳、新潮文庫
BOOK OFFで、ジェフリー・アーチャーの短編集も3冊買いました。
アーチャーの小説は、長編はほとんど原書で読んでいるのですが、短編集は難しいので、日本語で読むこともあります。
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