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「三段バラ肉」「走者一掃」 [日本語・外国語]

「『ブルーシート』『規制線』」↓に続く気になる日本語シリーズ、きょうは「三段バラ肉」!?と「走者一掃」です。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2007-03-28

最近よく耳にする「三段バラ肉」という言葉。
思わず自分のおなかの肉をつまみたくなります。

特に、韓国料理店などでよく使われているようで、ネットで「三段バラ肉」を検索すると山のようにヒットします。
最近人気のある「サムギョプサル」という豚肉を使った”焼き肉”の説明で使われているようです。

この「サムギョプサル」は、豚のバラ肉を使った料理ですが、バラ肉は別名「三枚肉」とも呼ばれます。
この「バラ肉」と「三枚肉」がごっちゃになって、「三段バラ肉」という言葉が使われるようになったのではないかと推察します。

もちろん「三段腹」という言葉に引きずられているのだろうと思いますが…。

最初に使ったのが日本人なのか、韓国の人なのかは分かりませんが、何となく「聞いたことがあるような気がする」という言葉が、いつの間にか定着する、という現象は昔からあるはずです。
適切な例かどうか分かりませんが、「新しい」(あたらしい)も、本来は「新たしい」(あらたしい)だったものが、変化したという話を聞いたことがあります。


もう一つ、「走者一掃」ですが、これはもちろん野球用語です。
本来「満塁の走者を全員還(かえ)す」という意味で、二塁打か三塁打(まれにシングルヒット)によることが普通です。
しかし、最近、大リーグのニュースなどで、走者が2人しかいない場合にも「ランナー2人を返す”走者一掃の”二塁打」などという表現を目にします。
野球のニュースに慣れていないアメリカ駐在の記者が報告する場合があるではないか、と思われます。


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