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「ウルトラ・ダラー」 [読書]

▼読み終わった本
*「ウルトラ・ダラー」
手嶋龍一・著、新潮社

ウルトラ・ダラー

ウルトラ・ダラー

  • 作者: 手嶋 龍一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/02/28
  • メディア: 単行本

元NHKワシントン支局長の手になる話題の小説です。
例によって、天の邪鬼な性格で「話題のベストセラー」は避けていたのですが、某古書店で見かけたので買ってみました。

【帯紹介】
*****************************

マカオの資金洗浄、
続発する偽ドル、
中朝の秘密接触、
極小マイクロチップ開発
紛糾する6カ国協議……。

現実は、物語に
予言されていた!
衝撃のドキュメンタリー・ノベル!
これを小説だと言っているのは
著者だけだ!
*****************************

面白くないことはなかったのですが、「小説としてはちょっとどうかな」という部分がないわけではありません。

面白い”書き手”であれば、小説の序盤で出てくるエピソードが人物が複雑に絡み合って、その後のストーリー展開の「伏線」になっていたりするわけですが、この”小説”では、序盤に出て来たエピソードがそのまま「放置」されていることが少なくありません。

まあ、帯の文句にあるように、小説だと思わずに読めばいいのでしょうが…。

▽購入した本
*「恥ずかしい和製英語」
スティーブン・ウォルシュ・著、草思社

恥ずかしい和製英語

恥ずかしい和製英語

  • 作者: スティーブン・ジェームズ ウォルシュ
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本

「デイリー・フード?」↓に書きましたように、「変な英語」についていろいろと考えさせられることが多いので買ってみました。
(これもブッ○オフにて)
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-12-21


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コメント 1

青沢東(QMY)

確かに色々な和製英語を作ってますよね。でも、それがひとつの常識となってしまえばそれはそれでアリかも、と思ってしまういい加減な私でありました。しかし、中国の怪しげな日本語…ホンマ懐かしいですねえ。
by 青沢東(QMY) (2007-05-31 22:35) 

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