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モーツァルトとバッハとベルリオーズ [音楽・楽器]

おとといは、日曜日なのに事情があって仕事は久々のお休み。
朝、少しゆっくり起きて、NHK BS Hi-visionをつけたところ、モーツァルトのレクイエムなどを放送してました。

「ハイビジョンクラシック館 NHK音楽祭2006」↓
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-07-27&ch=10&eid=31593
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ニコラウス・アーノンクール・指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
「主日のための夕べの祈り K.321」
  「レクイエム ニ短調 K.626」
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オケは、ほとんどの奏者がピリオド楽器でした。
トランペットはバルブなし。
トロンボーンはベルの小さな(恐らく)サックバットと呼ばれる楽器。
ファゴットもキーが少ないようでした。
弦楽器の多くの奏者が、「反り」がなく逆にアーチ型に反った弓を使ってました。
コントラバスは”フレット”がついてました。(ネックにガットらしきものを巻いてました。)


その後、スポーツクラブに行くため、車に乗ってFMラジオをつけたら、こんどはバッハの曲ばかりを放送してました。
「20世紀の名演奏 −シェルヘンのバッハ−」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-07-27&ch=07&eid=810

「音楽の捧げもの」を聴いていたら、モツレクを思い出させる音の進行があって、ハッとしました。


そして、夜はN響アワー
題して「ああ ローマ賞」。
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2008-07-27.html
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-07-27&ch=31&eid=31977
「番組解説サイトより」
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フランスには、かつて「ローマ賞」という伝統ある芸術コンクールが存在しました。
このコンクールは、17世紀ルイ14世の時代にフランス芸術アカデミーの主催で まず美術部門が設けられ、19世紀のはじめにカンタータの作曲を課題とする音楽部門が加えられました。
「ローマ賞」という名称は、大賞受賞者が、数年間 ローマのメディチ家の別邸に留学する特典を与えられることによります。 著名な作曲家のうち、ベルリオーズ、グノー、マスネ、ドビュッシーはめでたく大賞を受賞しましたが、 サン・サーンス、ラヴェル、メシアンは選にもれています。
ベルリオーズを主人公に、「ローマ賞」の当落をめぐる悲喜こもごものエピソードを紹介しながら、 フランス近代音楽の行方を左右させたコンクールの意義について考えていきます。
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放送された曲目は…
♪ 序曲「ローマの謝肉祭」
指揮: シャルル・デュトワ
 
♪叙情的情景「クレオパトラの死」 から 「めい想」
メゾ・ソプラノ: デニス・グレーヴス
指揮: シャルル・デュトワ
 
♪幻想交響曲 作品14 から 第1、第5楽章
指揮: 小林 研一郎


幻想交響曲は、中学校の時、吹奏楽コンクールの自由曲で第4楽章「断頭台への行進」を演奏したので、思い出深い曲です。
テューバは私1人だったのですが、コントラバスが弾く細かいパッセージがすべてテューバに割り当てられていて、かなり練習しました。
今でも指は覚えていると思います。

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コメント 4

kan

ピリオド楽器流行っているのでしょうか?
by kan (2008-07-29 22:13) 

ぬれぴよこ

『ピリオド楽器』初めて知って勉強になりました。
現代の楽器で演奏したものとは、やっぱり全然違って聴こえるものなのでしょうか?
by ぬれぴよこ (2008-07-30 07:39) 

Lionbass

whitesoxさま
アクセスとnice!ありがとうございます。
by Lionbass (2008-07-31 17:47) 

Lionbass

kanさま、ぬれぴよこさま
「ピリオド楽器」という呼び名は最近定着したもので、以前は「古楽器」などいろんな呼び方がありました。
ただ、「本当に古い楽器」と、「システムは昔の方式だが、作ったのは最近」という場合があり、「ピリオド楽器」というのは後者のほうが多いようです。

違いですが、たとえば「真空管のラジオ」と「トランジスタのラジオ」とでもいいましょうか?
耳に達する音は似ているとしても、音の出し方に(原理的な)違いがある、という感じでしょうか…?

こうした「作曲当時の楽器で演奏する」という動きは、1980年代あたりから盛んになったようです。
by Lionbass (2008-07-31 17:51) 

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