「Web2.0が殺すもの 」 [読書]
▼読み終わった本
*「Web2.0が殺すもの 」
宮脇睦・著、洋泉社(Yosensha Paperbacks)
【表紙紹介文】
******************************
グーグルはタダ乗り王だ!
近頃グーグルの検索結果にはノイズが多い!
揺らぐ検索結果への信頼、グーグルの連続シェア拡大がストップ!
Web2,0的サービスの知られざる盲点、弱点とは何か?
巷にあふれる礼賛本とは一戦を画す初のWeb2.0批判書。
Web2.0という空疎な言葉を弄ぶ新たな支配階級を引きずり降ろせ!
******************************
「Web2.0」という言葉自体、実態のはっきりしないものだとして批判していますが、その上で帯にもあるように、「Web2.0的サービス」についても具体的例を挙げながらその”弱点”を指摘しています。
この本では、「Web2.0の象徴」ともいわれている「集合知」のおかしな点を指摘しています。
要するに、「ネット上の常識」と「世間の常識」がずれていることも少なくないというお話。
一例として挙げられているのは「家系」という言葉。
ウェブ検索すると、「家系=かけい=家族の血のつながり・親戚関係」ではなく、「家系=いえけい=”○○家”というラーメン店の系統のお店」の方がたくさんヒットするとのこと。
また、企業としてのグーグルが何らかの理由で破綻した場合、蓄積された情報の行方がどうなるのかについて、この本は懸念を示しています。
インターネットについて興味のある人は、読んでおいて損はない(ありきたりの言い方ですが…)本だと思いました。
▽購入した本
*「ジャーナリズム崩壊」
上杉隆・著、幻冬舎新書
*「Web2.0が殺すもの 」
宮脇睦・著、洋泉社(Yosensha Paperbacks)
【表紙紹介文】
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グーグルはタダ乗り王だ!
近頃グーグルの検索結果にはノイズが多い!
揺らぐ検索結果への信頼、グーグルの連続シェア拡大がストップ!
Web2,0的サービスの知られざる盲点、弱点とは何か?
巷にあふれる礼賛本とは一戦を画す初のWeb2.0批判書。
Web2.0という空疎な言葉を弄ぶ新たな支配階級を引きずり降ろせ!
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「Web2.0」という言葉自体、実態のはっきりしないものだとして批判していますが、その上で帯にもあるように、「Web2.0的サービス」についても具体的例を挙げながらその”弱点”を指摘しています。
この本では、「Web2.0の象徴」ともいわれている「集合知」のおかしな点を指摘しています。
要するに、「ネット上の常識」と「世間の常識」がずれていることも少なくないというお話。
一例として挙げられているのは「家系」という言葉。
ウェブ検索すると、「家系=かけい=家族の血のつながり・親戚関係」ではなく、「家系=いえけい=”○○家”というラーメン店の系統のお店」の方がたくさんヒットするとのこと。
また、企業としてのグーグルが何らかの理由で破綻した場合、蓄積された情報の行方がどうなるのかについて、この本は懸念を示しています。
インターネットについて興味のある人は、読んでおいて損はない(ありきたりの言い方ですが…)本だと思いました。
▽購入した本
*「ジャーナリズム崩壊」
上杉隆・著、幻冬舎新書
家計はいえけいと読むんですね。勉強になりました。
by 青沢東(QMY) (2008-09-02 00:26)
青沢東さま
一部の特殊な世界のことを知ることができるのも、ウェブの力だと見ることもできるとは思いますが…。
まあ、「手放しで称賛するのはどうか」という話だと思います。
whitesoxさま
nice!ありがとうございます。
by Lionbass (2008-09-10 15:47)