シンガポールでパイナップル入り酢豚を食べる='08夏休み旅行記・番外編= [酢豚にパイナップル同盟]
「酢豚にパイナップル同盟」については、これまで何度も書いてきました。
これまでの活動記録は、こちら↓をご覧ください。
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300258616-1
さて、夏休みでシンガポールとビンタン島(インドネシア)に行った話の続きです。
ビンタン島から日本に戻る際、シンガポールで5~6時間あったので、オーチャード通りに買い物・食事に行きました。
そこで入ったのは、ウィスマ・アトリアという複合ビルにある「フード・リパブリック」というフードコート(食堂街)。
ビンタン島のクラブメッドでは、ずっとビュッフェで、洋食系が多かったので、旅行の最後に中華料理を食べようと思い、「避風塘」というお店に入りました。
「避風塘」とは、「(船が)風を避けて入る港・入り江」という意味だと複数のウェブサイトに書いてあるのですが、辞書を引くと「塘」とは「堤防、堤」の意味だと出ています。
まあ、店名の意味はあまり関係ありませんが…。
(同じような名前のお店は日本にもあるようですが、関係があるのかどうかは調べきれていません。)
お店の前に出してあったメニューは↓こんな感じ。
1シンガポール・ドルは80円あまりです。
まずはビール。
ハイネケンを頼みました。
チンゲンサイ炒めやチャーハンも注文。
このチャーハンは結構イケました。
そしてこちらがパイナップル入り酢豚です。
骨付き肉とパイナップルのほかは、長ネギが入っている程度のシンプルな料理です。
やや濃い目の味付けでしたが、大変おいしくいただきました。
この「酢豚」、メニューには「波(菠)羅炒排骨」(Pineapple Spare Ribs)と書いてあります。
「菠(波)羅」は「ポールオ」というような発音で、もちろん「パイナップル」の意味。
「排骨」は「あばら骨」の意で、ここでは「骨付きあばら肉」ということです。
つまり「菠羅炒排骨」は、直訳すると「パイナップル入り骨付きあばら肉炒め」ということになります。
「排骨」は(あえて書けば)「パイクー」または「パイコー」というような発音になります。
それで思い出したのは、私の両親が酢豚のことを「スーパイコ」と呼んでいたこと。
これまでに書いているように、私自身は長崎(市)の生まれ・育ちですが、両親は佐世保(長崎県北部)の人間です。
ウィキペディアなど、いくつかのサイトを覗いてみると、酢豚について「九州では酢排骨(スーパイコ)とも呼ばれる」と書いてありました。
ウィキペディアにはまた、「本来の酢豚は、肉の香ばしさと甘味酸味の調和を楽しむ料理であり、野菜は必ずしも必要ではなく、肉と果物のみを用いた酢豚の方が、むしろ原型に近いという説もある」とも書いてあります。
ウィキペディアを全面的に信用するわけではありませんが、この記述が正しいとすると、この「菠羅炒排骨」が酢豚の本来の姿なのかもしれません。
これまでの活動記録は、こちら↓をご覧ください。
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300258616-1
さて、夏休みでシンガポールとビンタン島(インドネシア)に行った話の続きです。
ビンタン島から日本に戻る際、シンガポールで5~6時間あったので、オーチャード通りに買い物・食事に行きました。
そこで入ったのは、ウィスマ・アトリアという複合ビルにある「フード・リパブリック」というフードコート(食堂街)。
ビンタン島のクラブメッドでは、ずっとビュッフェで、洋食系が多かったので、旅行の最後に中華料理を食べようと思い、「避風塘」というお店に入りました。
「避風塘」とは、「(船が)風を避けて入る港・入り江」という意味だと複数のウェブサイトに書いてあるのですが、辞書を引くと「塘」とは「堤防、堤」の意味だと出ています。
まあ、店名の意味はあまり関係ありませんが…。
(同じような名前のお店は日本にもあるようですが、関係があるのかどうかは調べきれていません。)
お店の前に出してあったメニューは↓こんな感じ。
1シンガポール・ドルは80円あまりです。
まずはビール。
ハイネケンを頼みました。
チンゲンサイ炒めやチャーハンも注文。
このチャーハンは結構イケました。
そしてこちらがパイナップル入り酢豚です。
骨付き肉とパイナップルのほかは、長ネギが入っている程度のシンプルな料理です。
やや濃い目の味付けでしたが、大変おいしくいただきました。
この「酢豚」、メニューには「波(菠)羅炒排骨」(Pineapple Spare Ribs)と書いてあります。
「菠(波)羅」は「ポールオ」というような発音で、もちろん「パイナップル」の意味。
「排骨」は「あばら骨」の意で、ここでは「骨付きあばら肉」ということです。
つまり「菠羅炒排骨」は、直訳すると「パイナップル入り骨付きあばら肉炒め」ということになります。
「排骨」は(あえて書けば)「パイクー」または「パイコー」というような発音になります。
それで思い出したのは、私の両親が酢豚のことを「スーパイコ」と呼んでいたこと。
これまでに書いているように、私自身は長崎(市)の生まれ・育ちですが、両親は佐世保(長崎県北部)の人間です。
ウィキペディアなど、いくつかのサイトを覗いてみると、酢豚について「九州では酢排骨(スーパイコ)とも呼ばれる」と書いてありました。
ウィキペディアにはまた、「本来の酢豚は、肉の香ばしさと甘味酸味の調和を楽しむ料理であり、野菜は必ずしも必要ではなく、肉と果物のみを用いた酢豚の方が、むしろ原型に近いという説もある」とも書いてあります。
ウィキペディアを全面的に信用するわけではありませんが、この記述が正しいとすると、この「菠羅炒排骨」が酢豚の本来の姿なのかもしれません。
素晴らしいですね!酢豚の根源を知った感じがいたします。やっぱりパイナップルは間違ってなかったんですね。(感動!)これに野菜炒めと炒飯、ベストチョイスです!!
by blue (2008-09-26 12:28)
う~む、これは勉強になりました。
「肉と果物のみを用いた酢豚の方がむしろ原型」とは!!
by サフラン (2008-09-26 19:24)
SPY同盟の任務遂行お疲れさまです!(笑)
写真を見てお肉とパイナップルばかり・・・と思ったら
そういうことだったのですね!私も勉強になりました♪
by ぬれぴよこ (2008-09-27 23:39)
酢豚好きなんです。
しばらく食べてなかったなぁ・・・。
それもパイナップル入り!!
近々食べることにします。 でも、パイナップル入りがあるかなぁ・・。
by kurumi (2008-09-28 18:35)
blueさま
ありがとうございます。
パイナップル入り酢豚お作りになったとのこと。
活動ご苦労さまです。
これからもよろしくお願いします。
by Lionbass (2008-09-30 12:40)
サフラン会長
コメントありがとうございます。
この話を書くために、ネットをいろいろ見ていたら、酢豚はなかなか奥が深い(笑)ことが分かりました。
by Lionbass (2008-09-30 12:41)
ぬれぴよこさま
私はこの料理の名前を見て、「スーパイコ」という呼び方を思い出しました。
両親くらいの世代がそう呼ぶのかとおもったら、ネットで見る限りでは、九州では今でも普通に使うみたいですね。
by Lionbass (2008-09-30 12:43)
kurumiさま
南京町に行けば、パイナップル酢豚もきっとあると思いますよ。
東京では、「お台場小香港」のお店↓で見つけました。
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/2007-07-22
by Lionbass (2008-09-30 12:46)
おまけではなく、必需品だったんですね、パイナップル。
お写真を見てなんだか、納得しました。
by manamana (2009-03-01 17:07)
manamanaさま
お住まいは名古屋でしたっけ?
そちらでもパイナップル入り酢豚、探してみてください。(笑)
by Lionbass (2009-03-02 16:48)