「終着駅は始発駅」 [読書]
「寝台特急乗りまくり記」(あと3回続く予定)は1回お休みです。
▼読み終わった本
*「終着駅は始発駅」
宮脇俊三・著、新潮社
「サンライズから朝日を見る=寝台特急乗りまくり記(2)=」にアップした写真でお分かりのように、今回、「寝台列車の旅」のお伴に持って行き、寝台の中で読みました。
今年6月ごろに読んだ「最長片道切符の旅」に続く鉄道作家・宮脇俊三氏の本。
その後、文庫でも出ているようですが、古書店で購入したオリジナル(1982年刊)のハードカバーです。
宮脇氏は、中央公論社の常務を務めていましたが、78年に辞め、その後は鉄道に関する著作に専念しています。
この本は、作家となったあとにさまざまな雑誌に書いたエッセイを集めたものですが、当時(昭和50年代)の鉄道の状況が分かって、非常に興味深い内容でした。
私がテツへの道にどんどんハマって行った時期とも符合します。
当時の国鉄は、さまざまな問題が噴出し、ストも多発するなど、決して「よき時代」とは言えなかったでしょう。
しかし、まだまだ「分割民営化」は俎上に上っておらず、今から思えば、鉄道、特にローカル線にとっては、まだまだ最後の輝きを放っていた時期なのかもしれません。
また、「東京の私鉄七社乗り比べ」など、現在にも通用する内容で、基本的な部分は案外変わっていないのだな、と思いました。
▽購入した本
*「鉄道地図の謎から歴史を読む方法―明治以降、鉄道は日本をどう変えたのか」
野村正樹・著、KAWADE夢新書
▼読み終わった本
*「終着駅は始発駅」
宮脇俊三・著、新潮社
「サンライズから朝日を見る=寝台特急乗りまくり記(2)=」にアップした写真でお分かりのように、今回、「寝台列車の旅」のお伴に持って行き、寝台の中で読みました。
今年6月ごろに読んだ「最長片道切符の旅」に続く鉄道作家・宮脇俊三氏の本。
その後、文庫でも出ているようですが、古書店で購入したオリジナル(1982年刊)のハードカバーです。
宮脇氏は、中央公論社の常務を務めていましたが、78年に辞め、その後は鉄道に関する著作に専念しています。
この本は、作家となったあとにさまざまな雑誌に書いたエッセイを集めたものですが、当時(昭和50年代)の鉄道の状況が分かって、非常に興味深い内容でした。
私がテツへの道にどんどんハマって行った時期とも符合します。
当時の国鉄は、さまざまな問題が噴出し、ストも多発するなど、決して「よき時代」とは言えなかったでしょう。
しかし、まだまだ「分割民営化」は俎上に上っておらず、今から思えば、鉄道、特にローカル線にとっては、まだまだ最後の輝きを放っていた時期なのかもしれません。
また、「東京の私鉄七社乗り比べ」など、現在にも通用する内容で、基本的な部分は案外変わっていないのだな、と思いました。
▽購入した本
*「鉄道地図の謎から歴史を読む方法―明治以降、鉄道は日本をどう変えたのか」
野村正樹・著、KAWADE夢新書
鉄道地図の謎から歴史を読む方法―明治以降、鉄道は日本をどう変えたのか
- 作者: 野村 正樹
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/09
- メディア: 新書
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