「メディア・バイアス」 [読書]
▼読み終わった本
*「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学」
松永和紀・著、光文社新書
【帯紹介】
******************************
話題の本 増刷出来!
中国野菜は危ない!?
ねつ造報道は
こう仕込まれる!
******************************
メディアで働く者にとっては、非常に考えさせられる内容でした。
著者は、元毎日新聞記者で、現在はフリーの科学ライターとして、農業、食品、環境といった分野で著作活動などをしている人物です。
中では、メディアの問題点はもとより、「科学者」の責任にも触れています。
また「『昔はよかった』の過ち」という章では、「かつての日本の食生活が理想的だった」などとする考え方が”幻想”に過ぎないことを指摘しています。
この本では、第二次大戦後まで、日本の食生活は貧しく、味噌や野菜などが食卓に十分な量、上ることはまれだったことなどを指摘。
「昔の日本人は味噌などの大豆製品を多く食べ健康だった」とか、「伝統食は健康にいい」「昔の日本人は野菜をたくさん食べていた」などは、「誰も目くじらを立てない」だけで、事実に反している、というわけです。
さらに、「マイナスイオンブーム」や「水からの伝言」という怪しい”いい話”を取り上げ、「ニセ科学」と断罪しています。
メディアで仕事をする人間は是非読むべきだと思いました。
▽購入した本
*「外来語の話―現代日本のエッセイ」
新村出・著、講談社文芸文庫
▽購入した本
*「日本の外来語」
矢崎源九郎・著、岩波新書
*「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学」
松永和紀・著、光文社新書
【帯紹介】
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話題の本 増刷出来!
中国野菜は危ない!?
ねつ造報道は
こう仕込まれる!
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メディアで働く者にとっては、非常に考えさせられる内容でした。
著者は、元毎日新聞記者で、現在はフリーの科学ライターとして、農業、食品、環境といった分野で著作活動などをしている人物です。
中では、メディアの問題点はもとより、「科学者」の責任にも触れています。
また「『昔はよかった』の過ち」という章では、「かつての日本の食生活が理想的だった」などとする考え方が”幻想”に過ぎないことを指摘しています。
この本では、第二次大戦後まで、日本の食生活は貧しく、味噌や野菜などが食卓に十分な量、上ることはまれだったことなどを指摘。
「昔の日本人は味噌などの大豆製品を多く食べ健康だった」とか、「伝統食は健康にいい」「昔の日本人は野菜をたくさん食べていた」などは、「誰も目くじらを立てない」だけで、事実に反している、というわけです。
さらに、「マイナスイオンブーム」や「水からの伝言」という怪しい”いい話”を取り上げ、「ニセ科学」と断罪しています。
メディアで仕事をする人間は是非読むべきだと思いました。
▽購入した本
*「外来語の話―現代日本のエッセイ」
新村出・著、講談社文芸文庫
▽購入した本
*「日本の外来語」
矢崎源九郎・著、岩波新書
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