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「カラー図解 楽器の歴史」 [読書]

▼読み終わった本
*「カラー図解 楽器の歴史」
佐伯茂樹・著、河出書房新社


カラー図解 楽器の歴史

カラー図解 楽器の歴史

  • 作者: 佐伯 茂樹
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/09/12
  • メディア: 大型本


【帯紹介】
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日本初!
ヴァイオリン、フルート、ホルン……
楽器の進化をひも解く、カラー図鑑

普段目にすることのない貴重な楽器を多数収録。
その魅力に迫る!
ビジュアルも知識も大充実の永久保存版。

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去年9月、静岡・浜松市の楽器博物館に行ったあと、銀座ヤマハで見かけたので購入しました。
その楽器博物館も写真など協力しているそうです。

コントラバス弾きにとっては、ビオローネ(ヴィオローネ)とコントラバスを比較した写真が、大変興味深いものでした。
コントラバスについての記述を引用します。
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コントラバスは、他の弦楽器とは異なり、基本的な形や仕様が統一されていないので、時代や国によって、大きさや弦の数など様々なヴァージョンの楽器が存在した。
(オクターブ高い小型の楽器も多く存在した。)
特に、今から200年以上前の時代は、コントラバスという楽器自体の定義が曖昧で、フレットが付いていたり、弦の数が多かったりと、ヴィオール族寄りの特色を色濃く残していたのである。
それが、19世紀に入ると、弦の数は4本(または3本)になり、フレットもなくなって現在のような形になった。
(19世紀末には再び5弦の楽器も登場した。)
ヴァイオリンと同じように、音量を豊かにするために弓の形状や弦の材質も変化している。
+++++++++++++++++++++++++++++++++


また、元トロンボーン・テューバ吹きなもので、この2つの楽器の進化も、知らないことが多くて、勉強になりました。
クラリネットやサックス(サクソフォン)も同様です。

また、「ワーグナーの時代のオケの楽器」や「ラヴェルの時代の楽器」などの説明もあり、ワーグナーの曲のトランペットが「in F」で書いてある理由などもよく分かりました。

なお、「後日詳しく書く」と”予告”したまま半年たってしまいましたが、浜松の楽器博物館の写真は、数日中にアップ予定です。


▽購入した本
*「新聞・TVが消える日」
猪熊建夫・著、集英社新書


新聞・TVが消える日

新聞・TVが消える日

  • 作者: 猪熊 建夫
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 新書



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