浜松市楽器博物館訪問記(4)=擦弦楽器編= [音楽・楽器]
「浜松市楽器博物館訪問記(3)=金管楽器編=」から続きます。
今回は「擦弦(さつげん)楽器」編。
つまりバイオリンや二胡(中国の胡弓)などのように「弦をこすって音を出す楽器」についてです。
まずは、現代の擦弦楽器の代表、バイオリンとその仲間。
いろんな形のバイオリン(?)があって、ちょっと驚きです。
現代のバイオリンは、17〜18世紀に作られたストラディバリウスとほぼ同じ形状・サイズを踏襲しるので、それ以外の形・大きさの楽器は、ある意味「規格外」の扱いしか受けないはずですが、クラシックでなければ話は別ですし、歴史的に見ればいろんな形のバイオリンがあったのでしょう。
こちら↓の楽器は、指板などに装飾が施されていて、糸巻きが8本分あるので、共鳴弦を持っていた楽器のようです。
一方こちらの写真↓の奥(写真右側)は、ビオラ・ダ・ガンバなどで知られるビオール(ヴィオール)属です。
こちらは、昔の”蓄音機”のような拡声用の”ラッパ”のついた「ストローバイオリン」。
こちらの真ん中の楽器は、(大きさがちょっと分かりにくいですが)コントラバスの先祖にあたる「バス・ビオール(ヴィオール)」です。
【キット(ポケットバイオリン)<左>とシザー・ヴィオール(ビオール)<右>】
【ハーディ・ガーディ(hurdy gurdy)】
初めて目にしました。
円盤状の木の板を回して弦をこすり、音を出す楽器。
「ドローン弦」と呼ばれる持続音を出す弦があり、バグパイプに似た演奏効果があるとのこと。
写真のものはバイオリンより少し小さいくらいですが、ギターくらいの大きさのものもあるそうです。
(つづく)
今回は「擦弦(さつげん)楽器」編。
つまりバイオリンや二胡(中国の胡弓)などのように「弦をこすって音を出す楽器」についてです。
まずは、現代の擦弦楽器の代表、バイオリンとその仲間。
いろんな形のバイオリン(?)があって、ちょっと驚きです。
現代のバイオリンは、17〜18世紀に作られたストラディバリウスとほぼ同じ形状・サイズを踏襲しるので、それ以外の形・大きさの楽器は、ある意味「規格外」の扱いしか受けないはずですが、クラシックでなければ話は別ですし、歴史的に見ればいろんな形のバイオリンがあったのでしょう。
こちら↓の楽器は、指板などに装飾が施されていて、糸巻きが8本分あるので、共鳴弦を持っていた楽器のようです。
一方こちらの写真↓の奥(写真右側)は、ビオラ・ダ・ガンバなどで知られるビオール(ヴィオール)属です。
こちらは、昔の”蓄音機”のような拡声用の”ラッパ”のついた「ストローバイオリン」。
こちらの真ん中の楽器は、(大きさがちょっと分かりにくいですが)コントラバスの先祖にあたる「バス・ビオール(ヴィオール)」です。
【キット(ポケットバイオリン)<左>とシザー・ヴィオール(ビオール)<右>】
【ハーディ・ガーディ(hurdy gurdy)】
初めて目にしました。
円盤状の木の板を回して弦をこすり、音を出す楽器。
「ドローン弦」と呼ばれる持続音を出す弦があり、バグパイプに似た演奏効果があるとのこと。
写真のものはバイオリンより少し小さいくらいですが、ギターくらいの大きさのものもあるそうです。
(つづく)
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