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「ユダの福音書を追え」 [読書]

▼読み終わった本
*「ユダの福音書を追え」
ハーバート・クロスニー著、日経ナショナルジオグラフィック社


ユダの福音書を追え

ユダの福音書を追え

  • 作者: ハーバート・クロスニー
  • 出版社/メーカー: 日経ナショナル ジオグラフィック社/日経BP出版センター
  • 発売日: 2006/04/29
  • メディア: 単行本


【帯紹介】
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世紀の大発見!
 ユダは裏切り者
  ではなかった。

1700年前の禁断の書「ユダの福音書」に
記されたイエス最期の日々。

発見・復元・解読を追った
衝撃のドキュメント!

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【帯(裏表紙側)紹介】
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世界が震撼した
 ”イエスとユダの密約”

「裏切り者ユダに対する見方が180度変わります」——荒俣宏
「教会は、ほぼ間違いなく否定するでしょう」——ピーター・バラカン
「この大発見から、たくさんの物語が生まれてくるに違いない」——勝谷誠彦
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何度か同じことがありましたが、ブログに載せるべき「読み終わった本」が溜まりすぎたため、買ったままで読んでいなかった分厚い本を何冊も読みました。
この本は2006年の出版で、かなり前に購入したのですが、読まないまま本棚に放置していました。

ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」や、間もなく映画が公開される「天使と悪魔」は、キリスト教と「秘密結社」の”争い”を描いていて、その背後にキリストの生涯に関する「秘密」が隠れていたりするわけですが、あくまでもフィクション(のはず)です。

それに対し、この「ユダの福音書」の話は、決してフィクションではありません。

「ユダの福音書」の中身自体は、キリスト教徒ではない私たちにとっては、どこが”衝撃的”なのか、今ひとつ分かりにくいかもしれません。
しかし、これまで「裏切り者」とされてきたユダの描かれ方は、「ダ・ヴィンチ・コード」での「マグダラのマリア」の使われ方にも通ずるものがあるのではないでしょうか。

ちなみに、原題は"The Last Gospel"=「最期の福音」と言うそうです。

本書では、かなりの分量を費やして、エジプトのとある場所で、長年埋もれていた「ユダの福音書」が”発見”され、それが復元・解読されるまでの極めて複雑で数奇な運命について、丹念に追っています。

実は、私がカイロに住んでいたころに、エジプトを舞台にいろんな動きがあったとの話なのですが、当時はもちろんそんなことは知る由もありませんでした。

「ダ・ヴィンチ・コード」に興味を持った人なら、面白く読めるかもしれません。

▽購入した本
*「外務省ハレンチ物語」
佐藤優・著、徳間書店


外務省ハレンチ物語

外務省ハレンチ物語

  • 作者: 佐藤優
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/03/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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コメント 2

manamana

難しそう・・・
by manamana (2009-04-20 06:23) 

Lionbass

manamanaさま
本文にも書いたように「ダ・ヴィンチ・コード」が面白いと思った人なら、興味がもてるのではないかと思います。
by Lionbass (2009-04-28 12:34) 

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