SSブログ

シューマン「春」”自筆稿バージョン” [音楽・楽器]

以前「虎の門交響楽団演奏会(5/29)のお知らせ」に書きましたが、来週金曜日が演奏会本番です。
IMG虎響チラシ0905.jpg
http://www.k5.dion.ne.jp/~ogishima/
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
虎の門交響楽団第81回定期演奏会
日時:2009年5月29日(金) 19時開演
場所:大田区民ホール アプリコ
指揮:横島勝人
曲目:エロール 歌劇「ザンパ」序曲
    プーランク 組曲「牝鹿」
    シューマン 交響曲第1番「春」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

入場無料ですので、直接会場にお越しください。

上に書いたように、「メイン」の曲は、シューマンの交響曲第1番「春」です。
本番で「春」を弾くのは初めてです。

演奏する曲は、勉強のため可能な限りスコアを買い、CDを聴くことにしています。

以前からうちにあったCDは、スウィトナー指揮、ベルリン・シュターツカペレの演奏。
交響曲1番と同3番「ライン」のカップリングです。
IMGスウィトナー.jpg

シューマン:交響曲第1番&第3番

シューマン:交響曲第1番&第3番

  • アーティスト: スウィトナー(オトマール),シューマン,ベルリン・シュターツカペレ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/03/26
  • メディア: CD

(Amazonに出ているのは再発売版のようで、うちにあるのは1980年代の発売と思われます。)

スウィトナーというと、よくNHK交響楽団を振っていたのを思い出します。

半年ほど前、参考にしようと思ってこのCDをiPodに入れて聴いてみると、どうも楽譜と違います。
CDの裏には「1841年の自筆稿による」と書いてあり、「春」ではなく「春の交響曲」となっています。
(「春の交響曲」はシューマン本人の命名だそうです。)

ということで、どうやら版(バージョン)が違うことが分かりました。

今回演奏する「改訂版」との主な違いは、以下のような部分です。
▽1楽章冒頭のホルン・トランペットのファンファーレが3度低い
▽1楽章の終わりがちょっとだけ短い(小節数が少ない)
▽3楽章のトリオで金管が加わっている
▽4楽章冒頭にフルートのカデンツァ風のパッセージがある
▽途中にある似たようなパッセージはなくなっている
▽4楽章の繰り返しの前の部分(1カッコ)が違う

 …など。

練習の参考にするために、今度演奏する版(楽譜)と同じ「改訂版」のCDも買いました。
最近注目のデービッド・ジンマン指揮、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団のもの。

IMGジンマン.jpg

シューマン:交響曲全集

シューマン:交響曲全集

  • アーティスト: ジンマン(デイヴィッド),シューマン,チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/04/21
  • メディア: CD


軽快な演奏ですが、4楽章はかなりテンポが速くて、一緒に弾くのは結構大変です。
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。