「ベートーヴェンの交響曲」 [読書]
(「会津・新潟<色とテツの旅>はまた1回お休みです。)
▼読み終わった本
*「ベートーヴェンの交響曲」
金聖響+玉木正之・著、講談社現代新書
いきなり本筋からそれますが、この本で"Beethoven"は「ベートーヴェン」と表記されていますが、新聞などでは通常「ベートーベン」と書きます。
「ヴェ」(ヴァ、ヴィなど)という表記は、本来の日本語にはないもので、通常は使わないようになっています。
ということで、本の題名など変えない方がいいものについては、それを尊重しますが、それ以外は「ベートーベン」と書くこともありますので、ご了承ください。
で、好きな作曲家はいろいろいますが、ベスト3はベートーベン、モーツァルト、マーラー、次点がブラームスという感じでしょうか…。
【帯紹介】
******************************
もっと深く!
もっと楽しく!
気鋭の指揮者が全九曲に挑む
******************************
前置きが長くなりましたが、この本は、ベートーベンの9曲の交響曲について、指揮者の金聖響氏が「解説」というか、その背景や特徴を説明し、その前後にクラシック通で知られる玉木正之氏との対談などを配したものです。
前から買おうかどうか迷っていたのですが、3月に大阪センチュリー交響楽団の演奏会とリハーサルを聞いた際、金聖響氏の指揮を見ましたし、打ち上げでも挨拶をしたので、読んでみよという気になりました。
金氏は、どちらかというと「ピリオド奏法」に近い立場を取っていますので、この本でも「作曲家の意図をできるだけ尊重するのが正しい」という考え方をたびたび強調しています。
楽器の使い方、オーケストラの編成(人数)や配置、テンポ、リピート(繰り返し)の問題など、「楽譜通り」「当時のやり方に従う」という方向です。
この本では「大指揮者の時代」という書き方をしていますが、第二次大戦前後から1970年代くらいまででしょうか、レコードの普及につれて、いわゆる「世界的巨匠(マエストロ)」が登場し、強烈な個性を放っていた時代、楽譜にない音符を書き加えたり、繰り返しを省略したりするのは珍しくありませんでした。
「ベートーベン交響曲全集」に書きましたが、うちにはベートーベンの交響曲全集が3組あります。
うち1組は、ピリオド奏法によるもの(ホグウッド指揮、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック)です。
個人的には、ベートーベンの交響曲のうち、8番をまだ演奏したことがないので、是非弾いてみたいと思っています。
それに、将来、指揮者としてデビューしたいという願望を密かに(?)抱いているのですが、そのときはベートーベンの5番を振りたいと思っています。
▽購入した本
*「ロマン派の交響曲 『未完成』から『悲愴』まで」
金聖響+玉木正之・著、講談社現代新書
▼読み終わった本
*「ベートーヴェンの交響曲」
金聖響+玉木正之・著、講談社現代新書
いきなり本筋からそれますが、この本で"Beethoven"は「ベートーヴェン」と表記されていますが、新聞などでは通常「ベートーベン」と書きます。
「ヴェ」(ヴァ、ヴィなど)という表記は、本来の日本語にはないもので、通常は使わないようになっています。
ということで、本の題名など変えない方がいいものについては、それを尊重しますが、それ以外は「ベートーベン」と書くこともありますので、ご了承ください。
で、好きな作曲家はいろいろいますが、ベスト3はベートーベン、モーツァルト、マーラー、次点がブラームスという感じでしょうか…。
【帯紹介】
******************************
もっと深く!
もっと楽しく!
気鋭の指揮者が全九曲に挑む
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前置きが長くなりましたが、この本は、ベートーベンの9曲の交響曲について、指揮者の金聖響氏が「解説」というか、その背景や特徴を説明し、その前後にクラシック通で知られる玉木正之氏との対談などを配したものです。
前から買おうかどうか迷っていたのですが、3月に大阪センチュリー交響楽団の演奏会とリハーサルを聞いた際、金聖響氏の指揮を見ましたし、打ち上げでも挨拶をしたので、読んでみよという気になりました。
金氏は、どちらかというと「ピリオド奏法」に近い立場を取っていますので、この本でも「作曲家の意図をできるだけ尊重するのが正しい」という考え方をたびたび強調しています。
楽器の使い方、オーケストラの編成(人数)や配置、テンポ、リピート(繰り返し)の問題など、「楽譜通り」「当時のやり方に従う」という方向です。
この本では「大指揮者の時代」という書き方をしていますが、第二次大戦前後から1970年代くらいまででしょうか、レコードの普及につれて、いわゆる「世界的巨匠(マエストロ)」が登場し、強烈な個性を放っていた時代、楽譜にない音符を書き加えたり、繰り返しを省略したりするのは珍しくありませんでした。
「ベートーベン交響曲全集」に書きましたが、うちにはベートーベンの交響曲全集が3組あります。
うち1組は、ピリオド奏法によるもの(ホグウッド指揮、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック)です。
個人的には、ベートーベンの交響曲のうち、8番をまだ演奏したことがないので、是非弾いてみたいと思っています。
それに、将来、指揮者としてデビューしたいという願望を密かに(?)抱いているのですが、そのときはベートーベンの5番を振りたいと思っています。
▽購入した本
*「ロマン派の交響曲 『未完成』から『悲愴』まで」
金聖響+玉木正之・著、講談社現代新書
この前、題名の無い音楽会で、むかしの配置で演奏していました。
バイオリンが左右に分かれていたのが、珍しかったのですが、
どちらがいいのかは、自分にはわかりませんでした。
演奏の内容自体も、時代とともに変化しているのですね。
あと、小文字の夢は、密かに育んで、大きくしいってくださいね。
by manamana (2009-06-13 06:42)
『ベートーヴェンの交響曲』は、いつも本屋へ行くたびに、買おうかどうしようか迷う本です。
興味はとてもあるのですが、玉木正之の立ち位置がよくわからないのが迷う要因です。
『ロマン派の交響曲』も興味あります。
今度本屋で手にとって見てみようと思います。
そして、夢がかないますよう祈っております。
by のすけの母 (2009-06-14 15:36)
manamanaさま
コメントありがとうございました。
最近は、プロだけでなく、アマチュアでも「対向配置」のオケが増えてます。
コントラバスは場所が正反対なので、「景色」がまったく違って、新鮮というか戸惑うというか…。
「夢」は老後に取っておこうと思います。
若いころは指揮をしていたのですが…。
by Lionbass (2009-06-21 22:35)
のすけの母さま
この本、ベートーベンがお嫌いでなければ、読む価値はあるかな、と思います。
「夢」は、どのような道筋でたどり着くのが良いか、思案中です。
by Lionbass (2009-06-21 22:37)