「ロマン派の交響曲」 [読書]
▼読み終わった本
*「ロマン派の交響曲 『未完成』から『悲愴』まで」
金聖響+玉木正之・著、講談社現代新書
【帯紹介】
******************************
シューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、
シューマン、ブラームス、チャイコフスキー
実力指揮者が明かす
天才・奇才の全魅力
******************************
きのうも金聖響氏の話を書きましたが、きょうは彼の本の話です。
「ベートーヴェンの交響曲」が思ったよりは面白かったので、「続編」も買ってみました。
取り上げられているのは、帯にある6人の作曲家。
「ロマン派」の定義はいろいろあり得るので、誰を取り上げるべきかも議論のあるところでしょう。
(「ロマン派」の定義の要素として重要なのは、「19世紀」だとの説が有力ですが、ドイツ・オーストリア以外の作曲家は、「ロマン派」に入れない傾向も一部にあります。)
モーツァルト、ベートーベンに上記の6人を加えると、アマチュアオケで取り上げる交響曲の半分くらいを占めるのではないでしょうか?
この8人以外で、アマオケの交響曲のレパートリーとして重要なのは、ドボルザーク、シベリウス、ブルックナー、マーラー、それにショスタコービッチあたりでしょうか。
以上の13人を考えれば、アマオケが取り上げる交響曲の7〜8割になるような気もします。
「ロマン派」と呼ばれる作曲家たちが、(ベルリオーズを除き?)ベートーベンの影響を強く受け、またその影響から抜け出すのに悩み苦しんだであろうことはよく知られています。
この本では、そのベートーベンの影響や、作曲家同士の関係などについても解説しながら、それぞれの曲の特徴について説明しています。
先日、シューマンの「春」を演奏したわけですが、残念ながらこの本を読むのは間に合いませんでした。
「弾いてから読むか、読んでから弾くか」という感じですが、まあこうした本は弾くときよりは、聴く(鑑賞する)ときに役に立つものだと思います。
▽購入した本
*「欲情の作法」
渡辺淳一・著、幻冬舎
*「ロマン派の交響曲 『未完成』から『悲愴』まで」
金聖響+玉木正之・著、講談社現代新書
ロマン派の交響曲~『未完成』から『悲愴』まで (講談社現代新書)
- 作者: 玉木 正之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/19
- メディア: 新書
【帯紹介】
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シューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、
シューマン、ブラームス、チャイコフスキー
実力指揮者が明かす
天才・奇才の全魅力
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きのうも金聖響氏の話を書きましたが、きょうは彼の本の話です。
「ベートーヴェンの交響曲」が思ったよりは面白かったので、「続編」も買ってみました。
取り上げられているのは、帯にある6人の作曲家。
「ロマン派」の定義はいろいろあり得るので、誰を取り上げるべきかも議論のあるところでしょう。
(「ロマン派」の定義の要素として重要なのは、「19世紀」だとの説が有力ですが、ドイツ・オーストリア以外の作曲家は、「ロマン派」に入れない傾向も一部にあります。)
モーツァルト、ベートーベンに上記の6人を加えると、アマチュアオケで取り上げる交響曲の半分くらいを占めるのではないでしょうか?
この8人以外で、アマオケの交響曲のレパートリーとして重要なのは、ドボルザーク、シベリウス、ブルックナー、マーラー、それにショスタコービッチあたりでしょうか。
以上の13人を考えれば、アマオケが取り上げる交響曲の7〜8割になるような気もします。
「ロマン派」と呼ばれる作曲家たちが、(ベルリオーズを除き?)ベートーベンの影響を強く受け、またその影響から抜け出すのに悩み苦しんだであろうことはよく知られています。
この本では、そのベートーベンの影響や、作曲家同士の関係などについても解説しながら、それぞれの曲の特徴について説明しています。
先日、シューマンの「春」を演奏したわけですが、残念ながらこの本を読むのは間に合いませんでした。
「弾いてから読むか、読んでから弾くか」という感じですが、まあこうした本は弾くときよりは、聴く(鑑賞する)ときに役に立つものだと思います。
▽購入した本
*「欲情の作法」
渡辺淳一・著、幻冬舎
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