【英国旅行記・総括編(2)】ニュースと天気予報の話 [旅行・乗り物]
「【英国旅行記・総括編(1)】旅程と予約の話」から続きます。
イギリスを旅行したのは、7月24日から8月1日まで。
最初のころは、新型インフルエンザが大きなニュースになってました。
「スワイン・フル（豚インフルエンザ）が医療制度に大きなダメージの恐れ」などというタイトルで大きく報じられてました。
レンタカーを運転中、ずっとラジオを聞いてましたが、当局からの警告を繰り返し流してました。
そのあとトップニュースだったのは、「第一次世界大戦の塹壕戦の最後の生き残り」が亡くなったという項目。
これはイギリス人以外にはまったく関係ありませんね。
それから「天候不順で、気象当局の長期予報がはずれた」というニュースも大きく報じられていました。
例えば、こちらのBBCのサイトは、「この夏、英国気象庁は暑くて乾燥した気候を予想」という4月30日のニュース。
この場合、”DRY”（乾燥した）というのは、「雨が降らない、雨が少ない」という意味です。
"'Hot and dry' UK summer forecast"
こちらはやはり英国気象庁の長期予報で「気温が華氏80度（摂氏約26度）を超える日が続き、3年ぶりの『バーベキュー・サマー』が来る」というニュースです。（4月30日、デイリー・テレグラフ紙）
"Britain will have first decent 'barbecue summer' in three years with temperatures regularly above 80 F"
そしてこちらは、7月29日のBBC。
「気象庁が夏の予報を”冷やす”（下方修正）」という見出しです。
"Met Office cools summer forecast"
こちらは「『バーベキュー・サマー』が約束されたのに、数百万人のイギリス人が自宅で夏休み。気象庁はどうしてこんなに間違ったのか？」という「デイリー・メール」紙の記事です。
"As millions of Britons holiday at home after that promise of a 'barbecue summer', how did the Met Office get it so wrong?"
テレビのニュースでも、「バーベキュー・サマー」という言葉を使って、7月29～30日ごろに大きく報じていました。
「バーベキュー・サマー」とは、「外でバーベキューをしたくなるような暑い夏」という感じでしょうか。
湖水地方のアンブルサイドに泊まったのは、7月28日でしたが、29日の朝起きてテレビのニュースをつけたら、どのチャンネルも「バーベキュー・サマーはどうなった？」とトップ項目で伝えてました。
宿（クロイデン・ハウス）の人とも会話も天気の話でした。
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途中、いくつかの湖のそばを通りましたが、ケズィックという街では道路が冠水してました。
その日の夕方、エディンバラのホテルでテレビを付けると、まさにそのケズィックから中継で、天気について伝えてました。
こちらは、そのアンブルサイドの宿で撮影したテレビの天気予報画面。
7月29日正午のリバプールの予想気温は16度。
天気は雨ばかりです。
アンブルサイドを出発した朝の気温は13度で、セーターが欲しくなるような陽気でした。
そしてこちらは、ロンドンを離れ帰国の途についた8月1日の「ザ・タイムズ」紙のお天気欄。
ロンドンの予想気温は23度と快適な気候ですが、リバプールは18度、エディンバラは17度の予想。
ちょっと肌寒い感じですし、お天気マークはアイルランドを除き曇りや雨ばかり。
ロンドンの同僚に聞くと、ウィンブルドンでテニスが行われていた6月下旬が一番夏らしい天気だったそうで、みんな「バーベキュー・サマー」に期待していたそうです。
ということで、イギリス滞在中、天気のよい昼間を除き、ずっと上着（ジャケット）が手放せませんでした。
（つづく）
イギリスを旅行したのは、7月24日から8月1日まで。
最初のころは、新型インフルエンザが大きなニュースになってました。
「スワイン・フル（豚インフルエンザ）が医療制度に大きなダメージの恐れ」などというタイトルで大きく報じられてました。
レンタカーを運転中、ずっとラジオを聞いてましたが、当局からの警告を繰り返し流してました。
そのあとトップニュースだったのは、「第一次世界大戦の塹壕戦の最後の生き残り」が亡くなったという項目。
これはイギリス人以外にはまったく関係ありませんね。
それから「天候不順で、気象当局の長期予報がはずれた」というニュースも大きく報じられていました。
例えば、こちらのBBCのサイトは、「この夏、英国気象庁は暑くて乾燥した気候を予想」という4月30日のニュース。
この場合、”DRY”（乾燥した）というのは、「雨が降らない、雨が少ない」という意味です。
"'Hot and dry' UK summer forecast"
こちらはやはり英国気象庁の長期予報で「気温が華氏80度（摂氏約26度）を超える日が続き、3年ぶりの『バーベキュー・サマー』が来る」というニュースです。（4月30日、デイリー・テレグラフ紙）
"Britain will have first decent 'barbecue summer' in three years with temperatures regularly above 80 F"
そしてこちらは、7月29日のBBC。
「気象庁が夏の予報を”冷やす”（下方修正）」という見出しです。
"Met Office cools summer forecast"
こちらは「『バーベキュー・サマー』が約束されたのに、数百万人のイギリス人が自宅で夏休み。気象庁はどうしてこんなに間違ったのか？」という「デイリー・メール」紙の記事です。
"As millions of Britons holiday at home after that promise of a 'barbecue summer', how did the Met Office get it so wrong?"
テレビのニュースでも、「バーベキュー・サマー」という言葉を使って、7月29～30日ごろに大きく報じていました。
「バーベキュー・サマー」とは、「外でバーベキューをしたくなるような暑い夏」という感じでしょうか。
湖水地方のアンブルサイドに泊まったのは、7月28日でしたが、29日の朝起きてテレビのニュースをつけたら、どのチャンネルも「バーベキュー・サマーはどうなった？」とトップ項目で伝えてました。
宿（クロイデン・ハウス）の人とも会話も天気の話でした。
ピーターラビットの世界を訪れる【英国・ドライブと鉄道とビートルズの旅(11)】
「イギリスの万里の長城」を見る【英国・ドライブと鉄道とビートルズの旅(12)】
途中、いくつかの湖のそばを通りましたが、ケズィックという街では道路が冠水してました。
その日の夕方、エディンバラのホテルでテレビを付けると、まさにそのケズィックから中継で、天気について伝えてました。
こちらは、そのアンブルサイドの宿で撮影したテレビの天気予報画面。
7月29日正午のリバプールの予想気温は16度。
天気は雨ばかりです。
アンブルサイドを出発した朝の気温は13度で、セーターが欲しくなるような陽気でした。
そしてこちらは、ロンドンを離れ帰国の途についた8月1日の「ザ・タイムズ」紙のお天気欄。
ロンドンの予想気温は23度と快適な気候ですが、リバプールは18度、エディンバラは17度の予想。
ちょっと肌寒い感じですし、お天気マークはアイルランドを除き曇りや雨ばかり。
ロンドンの同僚に聞くと、ウィンブルドンでテニスが行われていた6月下旬が一番夏らしい天気だったそうで、みんな「バーベキュー・サマー」に期待していたそうです。
ということで、イギリス滞在中、天気のよい昼間を除き、ずっと上着（ジャケット）が手放せませんでした。
（つづく）
バーバキュー・サマーですか！
日本では自分がバーベキューになるほど暑い夏って感じですけど、イギリスはやっぱり優雅ですね。
by blue (2009-09-08 15:56)
Lionbass さんが旅行された頃のLondon の気温と
私が旅行してた４月の気温と変わりませんね～。
４月はほとんど毎日快晴だったので、暑かったですよ（＾＾）
エジンバラは、ロングのダウンを着てましたけど・・・（＾＾）
by junko (2009-09-08 20:57)
blueさま
イギリスは北海道より北にあるそうですから、どんなに暑くなっても自分がバーベキューになるような気候にはならないんでしょうね。
by Lionbass (2009-09-12 11:35)
junkoさま
いろんな人が「6月ごろが一番いい気候だ」というみたいですね。
「ジューン・ブライド」もイギリスなどヨーロッパの話らしいですし…。
上に書いたように、ウィンブルドン・テニスも6月でした。
by Lionbass (2009-09-12 11:37)