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「ブラック・スワン」 [読書]

8月以来、イギリス旅行の話と、演奏会やガンダムの話をアップしていたら、他のネタが後回しになり、読み終わった本が溜まってます。
きょうの本は、夏休み前、7月前半には読み終わっていたので、もう忘れかけてますが…。

▼読み終わった本
*「ブラック・スワン」(上)(下)
ナシーム・ニコラス・タレブ著、望月衛・訳、ダイヤモンド社


ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

  • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: 単行本

【帯紹介】
******************************

「ありえない」なんて、ありえない!
歴史、哲学、心理学、経済学、数学の世界を自由自在に駆けめぐり、
人間の頭脳と思考の限界と、その根本的な欠陥を解き明かす超話題作。

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ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質

ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質

  • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: 単行本

【帯紹介】
******************************

「ありえない」があったら、どうする?
未来予測を切って捨て、経済学とファイナンス理論を根底から揺さぶり、
ベル型カーブでは扱えない不確実性の核心に迫る。

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「リーマン・ショックを予測した」などとして、金融関係者を中心に話題を集めている本。
実は7月中に読み終わっていたのですが、イギリス旅行関係の記事を大量にアップしていたら、読んでから2ヵ月経ってしまいました。
(内容についての記憶もかなり曖昧に…。)

ともあれ、浅学非才の身にとっては、難しすぎる本でした。

浅学非才なりに、ちょっとだけ内容に触れると、「ブラック・スワン=黒い白鳥」とは、「目にする前は誰もが『そんなのあり得ない』というのに、目にしたあとは『いるのは分かっていた』と言う事柄」ということになるのでしょうか。

原書は2007年に出版されているので、扱っているのはそれ以前の事柄であり、「ありえないことが起きた」例として出てくるのは、「リーマン・ショック」ではなく、1987年の「ブラックマンデー」です。

「ベル型カーブ」(正規分布)を示す事柄についての理論を、そうでない分布を示すものについて当てはめてもうまくいかない、というのが1つのポイントかな、と思います。

「リーマン・ショック」の背景には、「格付け」とか「確率論」、「金融工学」などがあります。
「数学」を用いて経済現象を理論化することの問題点は、この1年間、いろんな人が指摘しています。

そもそも、「経済学」は本当に学問なのか、「ノーベル経済学賞」はほかの自然科学分野の賞と同列に扱っていいのか、についても議論があります。
しかし、「金融工学」や「経済学理論」について、1年にして早くも「のど元過ぎれば…」の状態になっているのではないかと懸念があるのも当然、という気がしてきました。

まったく的を得てない(であろう)感想ですみません。m(_ _)m

▽購入した本
*「この国のかたち<1>~<6>」
司馬遼太郎・著、文藝春秋


この国のかたち〈1(1986~1987)〉

この国のかたち〈1(1986~1987)〉

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1990/03
  • メディア: 単行本


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