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「大国の興亡」 [読書]

▼読み終わった本
*「大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争 」<上巻><下巻>
ポール・ケネディ著、鈴木主税・訳、草思社

大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈上巻〉

大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈上巻〉

  • 作者: ポール ケネディ
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1988/08
  • メディア: 単行本

【帯紹介】
******************************

大国スペイン、イギリスは
なぜ没落したのか? 膨大な歴史的事実から検証する

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大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈下巻〉

大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈下巻〉

  • 作者: ポール ケネディ
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1988/08
  • メディア: 単行本

【帯紹介】
******************************

米ソはさらに衰退へ向かうのか?
日本はこの先さらに興隆するのか?
21世紀へのトレンドを読む

******************************

"A Prisoner of Birth"と同様、「読むのに時間のかかる本」を読みました。

だいぶ前に古書店で購入したもの。
(2冊で400円だったようです。)
副題にあるように、「大航海時代」以降、20世紀後半までの世界の歴史を、特にヨーロッパの外交史を中心に詳しく分析・説明しています。

昔読んだような気もするのですが、中身を読んでもよく覚えてませんでした。
原著が1987年、日本語の翻訳が1988年に出版されています。

1987-88年というと、まだベルリンの壁が崩れておらず、冷戦も終結していません。
(帯も「米ロ」ではなく「米ソ」になっています。)

日本がバブルに向かってまっしぐらの頃。
「日本がさらに興隆するのか?」という帯の文句も、こうした背景があるわけです。
わずか20年ですが、時代は変わるものだと改めて思いました。

日本では、どうしても第二次世界大戦と、戦後の歴史ばかりを考えますが、第二次大戦は第一次大戦と無関係ではありえませんし、そこに至るには19世紀の世界の動きを考えることは不可欠です。

そして、19世紀のヨーロッパ各国の関係を考えるには、ナポレオンやフランス革命、アメリカ独立戦争についても考えなければならないでしょう。

この本もそうですし、学校の歴史の授業も、古い時代から新しい時代に向けて習う訳ですが、ときには歴史をさかのぼりながら勉強するのも面白いかもしれないと思いました。

▽購入した本
*「日本語の正体―倭の大王は百済語で話す 」
金容雲・著、三五館


日本語の正体―倭の大王は百済語で話す

日本語の正体―倭の大王は百済語で話す

  • 作者: 金 容雲
  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 単行本


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ぬれぴよこ

歴史は苦手だった私ですが、
私が生きている間にも、大きく歴史が動いていますね・・・
ぽち☆
by ぬれぴよこ (2009-10-13 23:13) 

Lionbass

ぬれぴよこさま
まあ、「勉強」だと思わずに読むと、結構面白いこともあるものです。
ぽちありがとうございます。
by Lionbass (2009-10-17 09:25) 

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