「日本語は天才である」 [読書]
▼読み終わった本
*「日本語は天才である」
柳瀬尚紀・著、新潮文庫
【帯紹介】
******************************
私たちの言葉って
実はすごいんです!
当代随一の翻訳家が、
縦横無尽に日本語を言祝ぐ。
******************************
「日本語がいかに柔軟性に富んでいて素晴らしい言語か」ということを「縦横無尽に?」論じた本。
著者は翻訳家で、「翻訳不可能と言われたジェームズ・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を見事に訳した」経歴をお持ちなのだそうです。
残念ながら「フィネガンズ・ウェイク」を読んだことがありませんし、まして原文がどのように難しいのかも知らないので,そのすごさがピンと来ないのではありますが…。
前述のように、この本では「日本語がいかに素晴らしいか」をさまざまに論じているのですが、中に出て来る「エピソード?」は著者が翻訳にあたって苦労し、それをいかに「解決」したかが多いので、なんだか「手前味噌」な感じがしないでもありません。
まあ「日本語が素晴らしい言語だ」という点についてはまったく同感なので、全体としては興味深く読みました。
▽購入した本
*「日本のルールは間違いだらけ」
たくきよしみつ・著、講談社現代新書
クリックお願いします。
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*「日本語は天才である」
柳瀬尚紀・著、新潮文庫
【帯紹介】
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私たちの言葉って
実はすごいんです!
当代随一の翻訳家が、
縦横無尽に日本語を言祝ぐ。
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「日本語がいかに柔軟性に富んでいて素晴らしい言語か」ということを「縦横無尽に?」論じた本。
著者は翻訳家で、「翻訳不可能と言われたジェームズ・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を見事に訳した」経歴をお持ちなのだそうです。
残念ながら「フィネガンズ・ウェイク」を読んだことがありませんし、まして原文がどのように難しいのかも知らないので,そのすごさがピンと来ないのではありますが…。
前述のように、この本では「日本語がいかに素晴らしいか」をさまざまに論じているのですが、中に出て来る「エピソード?」は著者が翻訳にあたって苦労し、それをいかに「解決」したかが多いので、なんだか「手前味噌」な感じがしないでもありません。
まあ「日本語が素晴らしい言語だ」という点についてはまったく同感なので、全体としては興味深く読みました。
▽購入した本
*「日本のルールは間違いだらけ」
たくきよしみつ・著、講談社現代新書
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「日本語論」の本はたくさん出てますね。
かたいものややわらかいもの、絶賛ものや逆説的なもの、
ただ、なかなか「コレ!」という本に出会えません。
この本は、翻訳家の観点からというので興味深いですね。
読んでみようかしら。
by のすけの母 (2009-11-26 14:25)
日本語しか知らない私が言っても何の説得力もありませんが、
日本語って素敵だと思っています(笑)
ぽち~☆☆☆
by ぬれぴよこ (2009-11-26 22:30)
日本人として日本語を読むと、何の問題もなく読めるし
理解出来るんですけど、翻訳するという観点で人が書いた文章を
読むと・・・わからないことが多いです。
主語が無いからわかり難いんですよね~。
あやふやな表現も多いですし。
技術的な文章が多いので、私の読解力の問題か・・・と、
思わなくはないんですけど、うちの上司も文章がわかりにくいって
言ってるから、書いた人のせいだと勝手に思ってますけどね(*^^*)
by junko (2009-11-26 23:07)
のすけの母さま
「だじゃれが翻訳できない」というのは、通訳であった米原万里の本でもよく触れられていましたが、著者の柳瀬氏はそれに完全と挑戦したということです。
ご興味あれば…。
by Lionbass (2009-12-01 12:10)
ぬれぴよこさま
言葉と言うのは「ものの考え方」と直結しているのではないかと思います。
日本語がすばらしいのは、日本人の「ものの考え方」にも関係があるのではないでしょうか…。
ぽち☆☆☆ありがとうございます。
by Lionbass (2009-12-01 12:16)
junkoさま
「日本語は論理的な表現が苦手」という説がありますが、決してそんなことはないと、多くの人が言ってます。
まあ、どんな言語でも、分かりやすい人・表現と分かりにくい場合はあるのではないでしょうか…。
by Lionbass (2009-12-01 12:21)