ロイヤル・ストックホルム・フィルとアリス=沙良・オットを聴く [音楽・楽器]
毎年恒例、東芝グランドコンサートを聴きに行きました。
(去年はケルンWDR交響楽団でした。)
今年のオケはロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団。
会場はミューザ川崎。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
指揮:サカリ・オラモ
独奏:アリス=沙良・オット
曲目:シベリウス 交響詩「エン・サガ」
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
ショパン ノクターン 嬰ハ短調<アンコール/ピアノ独奏>
===休憩===
ドボルザーク 交響曲第9番「新世界より」
ドボルザーク スラブ舞曲第8番<アンコール>
滝廉太郎 「花」<アンコール>
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
チャイコフスキーのピアノ協奏曲に「新世界より」というプログラム。
これが「エン・サガ」ではなくて「フィンランディア」あたりだったら完全に「名曲コンサート」ですね。
その1曲目の「エン・サガ」は演奏したことありますが、あまり印象に残ってません。
あまり聞こえない部分で、細かい音符をゴソゴソと空しく弾いたような…。
2曲目のチャイコフスキーのソリスト、美形と評判のアリス=沙良・オットは、確かに素敵でした。
まだ21か22歳だそうで、長い黒髪にほっそりとした後ろ姿は、きゃしゃな感じ。
でも演奏はとてもしっかりしていて堂々たるものでした。
「新世界より」も非常にレベルの高い演奏でした。
2楽章末尾のコントラバスによるアコード(和音)、完璧にハモってました。
「新世界」の演奏中、テューバ奏者が足を投げ出したり曲に合わせて身体を揺すったりと、所在なげな様子だったのがちょっと気になりました。
何しろ、2楽章の冒頭と最後の数小節しか吹くところがありませんので気の毒なのですが…。
(1楽章と3楽章、4楽章はお休み)
その点、打楽器奏者は出番のない楽章でも、椅子にきちんと座って、前をじっと見てました。
打楽器は、3楽章のトライアングルと4楽章の有名なシンバル1発が出番の全て。
4楽章のシンバルはこするように「シャイーン」という感じの音でした。
コントラバスはシベリウス=8人、チャイコフスキー=6人、ドボルザーク=9人でした。
全員フレンチ弓で、かなり楽器を寝かせてチェロのように構えている奏者も何人かいました。
5弦3本に、Cエクステンションが2本でした。
<追記>
それにしても興ざめだったのは、聴衆の拍手のマナー。
まずチャイコフスキーの1楽章終了の際に盛大な拍手。
見回すと、指揮者が静止しているのに、3分の1から半分くらいの人が手を叩いてました。
そして「新世界より」の1楽章終了時点でもパラパラと。
「新世界」全曲終了(4楽章最後)も、指揮者がまだ手を降ろしていないのに拍手が始まってしまいました。
それに、各楽章間の「咳払い」があまりにも盛大で笑うしかありませんでした。
30秒間「静寂」があった先日のザ・シンフォニカの聴衆の方がレベルが高かったような…。
サントリーホール(マーラーの交響曲1番など)も行く予定だったのですが、事情によりキャンセルしました。
(去年はケルンWDR交響楽団でした。)
今年のオケはロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団。
会場はミューザ川崎。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
指揮:サカリ・オラモ
独奏:アリス=沙良・オット
曲目:シベリウス 交響詩「エン・サガ」
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
ショパン ノクターン 嬰ハ短調<アンコール/ピアノ独奏>
===休憩===
ドボルザーク 交響曲第9番「新世界より」
ドボルザーク スラブ舞曲第8番<アンコール>
滝廉太郎 「花」<アンコール>
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
チャイコフスキーのピアノ協奏曲に「新世界より」というプログラム。
これが「エン・サガ」ではなくて「フィンランディア」あたりだったら完全に「名曲コンサート」ですね。
その1曲目の「エン・サガ」は演奏したことありますが、あまり印象に残ってません。
あまり聞こえない部分で、細かい音符をゴソゴソと空しく弾いたような…。
2曲目のチャイコフスキーのソリスト、美形と評判のアリス=沙良・オットは、確かに素敵でした。
まだ21か22歳だそうで、長い黒髪にほっそりとした後ろ姿は、きゃしゃな感じ。
でも演奏はとてもしっかりしていて堂々たるものでした。
「新世界より」も非常にレベルの高い演奏でした。
2楽章末尾のコントラバスによるアコード(和音)、完璧にハモってました。
「新世界」の演奏中、テューバ奏者が足を投げ出したり曲に合わせて身体を揺すったりと、所在なげな様子だったのがちょっと気になりました。
何しろ、2楽章の冒頭と最後の数小節しか吹くところがありませんので気の毒なのですが…。
(1楽章と3楽章、4楽章はお休み)
その点、打楽器奏者は出番のない楽章でも、椅子にきちんと座って、前をじっと見てました。
打楽器は、3楽章のトライアングルと4楽章の有名なシンバル1発が出番の全て。
4楽章のシンバルはこするように「シャイーン」という感じの音でした。
コントラバスはシベリウス=8人、チャイコフスキー=6人、ドボルザーク=9人でした。
全員フレンチ弓で、かなり楽器を寝かせてチェロのように構えている奏者も何人かいました。
5弦3本に、Cエクステンションが2本でした。
<追記>
それにしても興ざめだったのは、聴衆の拍手のマナー。
まずチャイコフスキーの1楽章終了の際に盛大な拍手。
見回すと、指揮者が静止しているのに、3分の1から半分くらいの人が手を叩いてました。
そして「新世界より」の1楽章終了時点でもパラパラと。
「新世界」全曲終了(4楽章最後)も、指揮者がまだ手を降ろしていないのに拍手が始まってしまいました。
それに、各楽章間の「咳払い」があまりにも盛大で笑うしかありませんでした。
30秒間「静寂」があった先日のザ・シンフォニカの聴衆の方がレベルが高かったような…。
サントリーホール(マーラーの交響曲1番など)も行く予定だったのですが、事情によりキャンセルしました。
いま話題のピアニストですね。
聴いてみたいです。
by manamana (2010-03-03 06:19)
あまりクラッシックになじみのない方も、沢山聴きにこられていたことが、
拍手のマナーの悪さに繋がったのかもしれませんね。
私も気をつけなくては!^_^;
ポチ☆☆☆
by ぬれぴよこ (2010-03-03 21:06)
manamanaさま
また来日(?)の予定があるみたいですね。
今後が楽しみかなと思いました。
by Lionbass (2010-03-09 17:59)
ぬれぴよこさま
本当に感動して拍手するのは、OKだと思うのですが…。
指揮者が制止しているときは遠慮すべきではないかと…。
ポチ☆☆☆ありがとうございます。
by Lionbass (2010-03-09 18:00)