「サムライと英語」 [読書]
▼読み終わった本
*「サムライと英語」
明石康、NHK「英語でしゃべらナイト」取材班・著、角川oneテーマ21
【帯紹介】
******************************
サムライ、英語を喋る!
日本人が英語と出会った日
国際が行こうと英語学習
・福沢諭吉の英語学習法
・伊藤博文の英語スピーチ
・新渡戸稲造の語学学習の心得
・新撰組・近藤勇と土方歳三
******************************
元国連事務次長の明石康氏と、NHKの番組スタッフによる幕末~明治期の日本人と英語に関する新書。
NHKの番組「英語でしゃべらナイト」を基に編集した本です。
「黒船」に始まるアメリカとの交渉の際、まずオランダ語を介してやり取りが行われたことや、通訳(通詞)たちの苦労、「誤訳」による混乱などを紹介。
さらに、日本人が英語習得のためどのように取り組んで行ったのか、アメリカに渡った「サムライ」(幕末・明治の偉人・元勲)たちがどのような異文化を受け止めたか。
さらには、明治の日本人が英語を使ってどのように日本に関する情報発信を行ったかなど、たいへん興味深い話が紹介されています。
その中で印象に残ったことの1つは、「"Samurai"という言葉には戦う人という意味だけでなく、『深い教養と崇高な精神性を持つ人格者』という独特の意味が含まれ、日本を知る上でのキーワードとなる」という部分。
読んでみて分かったのは、自分たちのアイデンティティーをしっかり確立していてこそ、情報発信もきちんとできるのだということ。
言葉だけを学習しても、中身が伴わなければならない、ということです。
▽購入した本
*「ハンバーガーの世紀」
ジョシュ・オザースキー著、河出書房新社
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*「サムライと英語」
明石康、NHK「英語でしゃべらナイト」取材班・著、角川oneテーマ21
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サムライ、英語を喋る!
日本人が英語と出会った日
国際が行こうと英語学習
・福沢諭吉の英語学習法
・伊藤博文の英語スピーチ
・新渡戸稲造の語学学習の心得
・新撰組・近藤勇と土方歳三
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元国連事務次長の明石康氏と、NHKの番組スタッフによる幕末~明治期の日本人と英語に関する新書。
NHKの番組「英語でしゃべらナイト」を基に編集した本です。
「黒船」に始まるアメリカとの交渉の際、まずオランダ語を介してやり取りが行われたことや、通訳(通詞)たちの苦労、「誤訳」による混乱などを紹介。
さらに、日本人が英語習得のためどのように取り組んで行ったのか、アメリカに渡った「サムライ」(幕末・明治の偉人・元勲)たちがどのような異文化を受け止めたか。
さらには、明治の日本人が英語を使ってどのように日本に関する情報発信を行ったかなど、たいへん興味深い話が紹介されています。
その中で印象に残ったことの1つは、「"Samurai"という言葉には戦う人という意味だけでなく、『深い教養と崇高な精神性を持つ人格者』という独特の意味が含まれ、日本を知る上でのキーワードとなる」という部分。
読んでみて分かったのは、自分たちのアイデンティティーをしっかり確立していてこそ、情報発信もきちんとできるのだということ。
言葉だけを学習しても、中身が伴わなければならない、ということです。
▽購入した本
*「ハンバーガーの世紀」
ジョシュ・オザースキー著、河出書房新社
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江戸時代にも、外国語を勉強した日本人がいたわけですね。
教材も少ないしそれはそれは大変な事だったでしょうね。
by manamana (2010-03-20 06:25)
manamanaさま
英語の前に、オランダ語についての学習・知識があったのが役に立ったのだそうですね。
ペリー一行とも、オランダ語を介して意思疎通したそうです。
by Lionbass (2010-03-26 00:53)