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「韓国現代史」 [読書]

▼読み終わった本
*「韓国現代史―大統領たちの栄光と蹉跌」
木村幹・著、中公新書


韓国現代史―大統領たちの栄光と蹉跌

韓国現代史―大統領たちの栄光と蹉跌

  • 作者: 木村 幹
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 新書


【帯紹介】
******************************

激変の隣国
戦争、独裁、クーデタ、軍政、暗殺、
革命、拉致、軍事法廷、民主化———

歴代大統領の体験が語る激動の60年。
******************************

韓国(大韓民国)の歴史を、歴代大統領に焦点を当てながら概観した本。

帯にあるように韓国の歴史はまだ60年ちょっとなので、大統領の数もそんなに多くありません。
在任が短かった人を除くと、李承晩、朴正煕、全斗煥、盧泰愚、金泳三、金大中、盧武鉉、李明博という顔ぶれ。

この本では、「資料が十分でない」とのことで、全斗煥、盧泰愚の2人については詳しい記述はありませんが、そのほかの大統領たち(そして韓国という国)が、それぞれにさまざまな葛藤を抱えていたことが分かりました。

朴正煕大統領については、その暗殺事件を描いた「有故(ユゴ)」という韓国映画を見に行ったのを思い出しました。

日本の歴代首相についても、やはりいろんな”ドラマ”はあるのでしょうが、退任後も含め、韓国ほどの「物語性」はないのではないでしょうか…。

それにしても、韓国の大統領経験者は、退任後、平穏な「隠居生活」を送った人がほとんどいません。
「汚職」などで指弾され、晩節を汚すか、身内の不祥事に泣かされるか、はたまた自殺や亡命してしまうか…。

大統領の人気を終えた後、平穏な生活を送る人が出てくれば、韓国社会の成熟度が上がったと判断できるのかもしれません。


▽購入した本
*「外来語の社会学―隠語化するコミュニケーション」
山田雄一郎・著、広島修道大学学術選書


外来語の社会学―隠語化するコミュニケーション

外来語の社会学―隠語化するコミュニケーション

  • 作者: 山田 雄一郎
  • 出版社/メーカー: 春風社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本




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コメント 2

青沢東(QMY)

お隣の国なのに、あまりその政治や歴史について知らないですよねえ。日本人は、他人に関心がなさすぎでしょうか??
by 青沢東(QMY) (2010-04-25 13:01) 

Lionbass

青沢東さま
中国については、歴史を結構勉強させられるような気がしますが…。
でも主に古代ですかね。
漢とか隋とか唐とか…。
そういえば、朝鮮半島も古代の新羅とか百済とか高句麗とかは知ってますね。
by Lionbass (2010-04-27 07:51) 

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