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「スラブ行進曲」&「1812年」序曲=思い出の吹奏楽曲(7)= [音楽・楽器]

「『双頭の鷲の旗の下に』=思い出の吹奏楽曲(6)=」から続きます。

先日、N響アワーでチャイコフスキーの「スラブ行進曲」やってました。

チャイコフスキーが、トルコとセルビアが戦争していたときに、セルビア支援の目的で作曲したのだそうです。

この曲も中学・高校時代、吹奏楽で一般によく取り上げられてました。

やはり、前半♭5つ=変ロ短調、後半♭2つ=変ロ長調という吹奏楽に向いている調だということや、弦楽器でなければ演奏できないようなパッセージがそんなに多くないことが理由でしょう。

実は、実際に演奏したことないのですが、なぜかテューバのパートを個人的に練習してました。
(ということは、たぶん高校1年のときの話)

長調に変わる直前のチェロとコントラバスのややこしいパッセージを、ユーフォニアムとテューバで吹くわけですが、ここは結構難しいし、最低音が下のF(コントラバスのE線の開放弦半音上)なので、息のコントロールが重要。
今でも指を覚えてます。
コントラバスでも弾いたことがなく、練習したこともないのですが…。

「スラブ行進曲」は、数日前のNHKラジオ第1放送「音楽の泉」(日曜朝)でも放送してました。
ほかに、同じチャイコフスキーの大序曲「1812年」「イタリア奇想曲」も…。

「1812年」も吹奏楽版があります。
これも♭3つ(変ホ長調)なので原調で演奏されるのが普通。
そういえば、この曲も吹奏楽では演奏したことありません。
オーケストラでは1度あるかないか(記憶があいまい)…。


吹奏楽だと、屋外で本物の大砲付きという演奏もあります。


<追記>
この曲、「のだめカンタービレ」の映画でも登場しました。
「大砲」はチャイコフスキー自身が楽譜に書いています。
ホールで演奏するときは、通常、バスドラム(大太鼓)で代わりにやるか、シンセサイザーや録音テープで代用することもあります。



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コメント 8

sonic

大砲が、非常にツボにハマりました。
by sonic (2010-05-25 01:15) 

manamana

大砲の平和利用ですね。
by manamana (2010-05-25 06:29) 

いしどう

アメリカの独立記念日にシンフォニックオーケストラの野外演奏会を花火大会といっしょにやっていて、大砲のかわりに花火で演奏していたのをTV中継でみたことがあります (^^)
by いしどう (2010-05-26 23:13) 

青沢東(QMY)

高校1年生のハンサムボーイがチューバを吹くところを想像してみました。
きっとモテモテだったんでしょうねえ。
by 青沢東(QMY) (2010-05-28 00:06) 

Lionbass

sonicさま
これは自衛隊ならではだと思います。
by Lionbass (2010-05-28 18:12) 

Lionbass

manamanaさま
海外の首脳を迎えるときなどの「礼砲」も平和利用ですね。
by Lionbass (2010-05-28 18:15) 

Lionbass

いしどうさま
そういえば、LAのハリウッドボウルで「1812年」聴きましたが、花火が打ち上げられてたのを思い出しました。
by Lionbass (2010-05-28 18:16) 

Lionbass

青沢東さま
これまでに人生、あんまりもてた記憶はないのですが…。
そういえば、高校のころは、同級生よりも「同級生の母親」に受けがよかったような覚えが…。
なぜでしょう?(笑)
by Lionbass (2010-05-28 18:17) 

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