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ダシュンCbコンサートを聴く [音楽・楽器]

コントラバス専門の楽器店、弦楽器の山本(東京・大久保)主催の「ダシュン・コントラバス・ソロコンサート」に行ってきました。
(弦楽器の山本は、私の愛器"Lionbass"を購入したお店です。)

場所は、代々木上原の古賀政男音楽博物館に付属した「けやきホール」

IMG_1097古賀政男.JPGIMG_1098古賀政男.JPG
【チケット】
IMGダシュン03.jpg

曲目:ピアソラ リベルタンゴ
   ラフマニノフ ヴォカリーズ
   岡野貞一 おぼろ月夜(いとうたつこ・編曲)
   グノー アヴェ・マリア
   ロッシーニ チェロとコントラバスのための二重奏曲
   バッハ 無伴奏チェロ組曲第5番
   ビゼー カルメンファンタジー
チェロ:西谷牧人
ピアノ:柏木知子


経歴をプログラムから引用します。
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中国ハルビン出身。
16歳で渡米。
国際オーディションにて数々の賞を受賞し、2007年よりテキサス大学オースティン校助教授に就任。 2009年にはサントリーホールガラコンサートへも出演。
ヨーヨー・マのシルクロードアンサンブルメンバー。
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【プログラム】
IMGダシュン01.jpg
IMGダシュン02.jpg

ソロの曲は、通常のCb(いわゆる「オーケストラチューニング」)よりも4度高いセッティングでの演奏でした。
エンドピンをかなり長く(30cm以上)出して、体に引き寄せるような構え方。
弓はフレンチボウ。
チェロとの二重奏は通常の楽器(オーケストラチューニング)で弾いてました。

バッハをはじめ、非常に的確な音程・指遣いで、テクニックの高さを目の当たりにしました。

東京交響楽団の西谷牧人氏とのロッシーニもなかなか楽しめる演奏でした。

また、後半に「京胡」で「鳥語虫鳴」という曲を演奏しました。
「京胡」は二胡を小さくしたような楽器で、たぶん5度高い調弦のようでした。
曲は、題名通り鳥や虫の鳴き声を「形態模写」するようなもので、まあコントラバスの余技なのでしょうが、結構レベルの高い演奏だったのかもしれません。

曲の合間の「しゃべり」は全部英語で、ピアノの柏木さんが通訳してました。

200席あまりのホールでしたが、チケット完売で、「補助席」を出してました。

聴衆の半分以上がコントラバス奏者だったのではないでしょうか?
東京のプロのコントラバス弾きが大集合という感じでした。

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コメント 6

manamana

こういうコンサートはなかなかないですよね。
一度聴いてみたいです。
by manamana (2010-06-04 06:15) 

青沢東(QMY)

ハルピン出身ですか。でも、やっぱりこういった世界で名を馳せようと思ったらアメリカに行く必要があるんですね。なんでもかんでもアメリカ中心なんですね。頑張れアジア!
by 青沢東(QMY) (2010-06-05 10:03) 

のすけの母

>コントラバス専門の楽器店

さすが東京ですね!!

コントラバスのソロ・コンサートなんて、私も行ってみたいです。
チェロは数あっても、コントロバスの演奏会などあまりないですもの。
(東京ではあるのでしょうか)
by のすけの母 (2010-06-06 11:04) 

Lionbass

manamanaさま
数が少ないので、「東京中のコントラバス弾き大集合」状態になるわけです。
by Lionbass (2010-06-11 23:43) 

Lionbass

青沢東さま
まあ、音楽に関してはアメリカではなく、ヨーロッパでもOKだとは思いますが…。
日本という話はないですね、残念ながら…。
by Lionbass (2010-06-11 23:44) 

Lionbass

のすけの母さま
「コントラバスのソリスト」はほとんどいませんからね。
「オーケストラ奏者でソロも弾く」という人がほとんどです。
by Lionbass (2010-06-11 23:46) 

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