北斗星のA個室寝台ロイヤルでルームサービス【北海道・旭川小出張記(9)】 [旅行・乗り物]
「L特急スーパーカムイで旭川出発【北海道・旭川小出張記(8)】」から続きます。
旭川での日程を終え札幌に移動。
ひとっ風呂浴びて、準備万端整え、いよいよ今回のテツ旅のハイライト、上野行きの寝台特急「北斗星」に乗ります。
「北斗星」に乗るのは確か二十数年ぶりですが、前回のことはあまり覚えていません。
やはり出張の帰りだったような気がします。
当時は、まだ寝台特急は珍しい存在ではなく、乗るのは別に特別なことではなかったので、印象に残っていないのだと思われます。
ということで、札幌発車は17:12（午後5時12分）。
17時発の旭川行きL特急スーパーカムイが出たあと、17:05ごろに入線してきます。
北海道内を牽引するのはDD51ディーゼル機関車の重連。
青い「ブルトレ色」に塗られています。
自分の乗る車両が後ろよりで遠かったことや、撮影場所を事前に決めていなかったため、ホームの屋根の境目あたりでシャッターを押すことになってしまい、イケてない写真に…。
このDD51機関車、まもなく『引退』との情報も流れていますがどうなるのでしょうか。
この「北斗星」、11両編成（電源車を含めると12両）で、個室寝台がたくさん付いています。
今回乗るのは10号車。
24型寝台車（オロハネ24-552）です。
ちなみに「オ」は「重量32.5t以上37.5t未満」を指し、「ロ」はA寝台、「ハ」はB寝台、「ネ」は寝台車を表します。
10号車12号室、A個室寝台「ロイヤル」が私の部屋です。
補助ベッドもあるのですが、今回は私1人なので、B寝台（開放式）であれば4人か6人で使うであろうスペースを独り占めです。
写真は撮り忘れましたが、シャワールームも付いてます。
スパに行ってきたばかりなので、シャワーは使いませんでしたが…。
札幌を定刻の17:12に出発すると、まもなく最初の「ルームサービス」（無料）が来ます。
実は、ルームサービスがあることをすっかり忘れていたので、ちょっとびっくり。
持ってきてくれたのは、写真のようにワイン（ハーフボトル）、ウイスキーのミニチュアボトル、缶入りのお茶、ペットボトル入りミネラルウォーター、それにアイスペール入りの氷とグラスです。
せっかくルームサービスが来たところではありますが、乗車前に買ったサッポロクラシックで乾杯します。
部屋はカード式のカギが付いています。
札幌近郊の風景を眺めながらビールを飲んでいると、まもなく新千歳空港への分岐点、南千歳に停車。
そして、苫小牧付近からはずっと海沿いを走ります。
南千歳を出たあたりで、今回の寝台特急のお楽しみの1つ、夕食の時間です。
「ロイヤル」では和風「懐石御膳」を部屋に持ってきてもらうことができる（もちろんこちらは有料）ということで、数日前に予約。
午後6時との指定でしたが、ちょっとだけ早めに『ルームサービス』です。
こちらが『懐石御膳』。
タイミングから考えると、列車外の厨房で作って積み込んだのかもしれません。
部屋にはテレビも付いているのですが、見ることができるのは映画1本だけ。
（今回は「60歳のラブレター」でした。）
旅客機に比べれば、場所や重さの制約はないでしょうから、こうしたエンターテインメントのシステムは改善できると思うのですが…。
私の場合、せっかくブルートレインに乗っているのに、映画を見るはずもなく、このテレビの電源を入れることはありませんでした。
持参した本も読まず、iPodと楽譜も持って行ったのに、なぜか音楽も聴かずに、ずっと窓の外の景色を眺めて時を過ごします。
（つづく）
クリック↓お願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村
旭川での日程を終え札幌に移動。
ひとっ風呂浴びて、準備万端整え、いよいよ今回のテツ旅のハイライト、上野行きの寝台特急「北斗星」に乗ります。
「北斗星」に乗るのは確か二十数年ぶりですが、前回のことはあまり覚えていません。
やはり出張の帰りだったような気がします。
当時は、まだ寝台特急は珍しい存在ではなく、乗るのは別に特別なことではなかったので、印象に残っていないのだと思われます。
ということで、札幌発車は17:12（午後5時12分）。
17時発の旭川行きL特急スーパーカムイが出たあと、17:05ごろに入線してきます。
北海道内を牽引するのはDD51ディーゼル機関車の重連。
青い「ブルトレ色」に塗られています。
自分の乗る車両が後ろよりで遠かったことや、撮影場所を事前に決めていなかったため、ホームの屋根の境目あたりでシャッターを押すことになってしまい、イケてない写真に…。
このDD51機関車、まもなく『引退』との情報も流れていますがどうなるのでしょうか。
この「北斗星」、11両編成（電源車を含めると12両）で、個室寝台がたくさん付いています。
今回乗るのは10号車。
24型寝台車（オロハネ24-552）です。
ちなみに「オ」は「重量32.5t以上37.5t未満」を指し、「ロ」はA寝台、「ハ」はB寝台、「ネ」は寝台車を表します。
10号車12号室、A個室寝台「ロイヤル」が私の部屋です。
補助ベッドもあるのですが、今回は私1人なので、B寝台（開放式）であれば4人か6人で使うであろうスペースを独り占めです。
写真は撮り忘れましたが、シャワールームも付いてます。
スパに行ってきたばかりなので、シャワーは使いませんでしたが…。
札幌を定刻の17:12に出発すると、まもなく最初の「ルームサービス」（無料）が来ます。
実は、ルームサービスがあることをすっかり忘れていたので、ちょっとびっくり。
持ってきてくれたのは、写真のようにワイン（ハーフボトル）、ウイスキーのミニチュアボトル、缶入りのお茶、ペットボトル入りミネラルウォーター、それにアイスペール入りの氷とグラスです。
せっかくルームサービスが来たところではありますが、乗車前に買ったサッポロクラシックで乾杯します。
部屋はカード式のカギが付いています。
札幌近郊の風景を眺めながらビールを飲んでいると、まもなく新千歳空港への分岐点、南千歳に停車。
そして、苫小牧付近からはずっと海沿いを走ります。
南千歳を出たあたりで、今回の寝台特急のお楽しみの1つ、夕食の時間です。
「ロイヤル」では和風「懐石御膳」を部屋に持ってきてもらうことができる（もちろんこちらは有料）ということで、数日前に予約。
午後6時との指定でしたが、ちょっとだけ早めに『ルームサービス』です。
こちらが『懐石御膳』。
タイミングから考えると、列車外の厨房で作って積み込んだのかもしれません。
部屋にはテレビも付いているのですが、見ることができるのは映画1本だけ。
（今回は「60歳のラブレター」でした。）
旅客機に比べれば、場所や重さの制約はないでしょうから、こうしたエンターテインメントのシステムは改善できると思うのですが…。
私の場合、せっかくブルートレインに乗っているのに、映画を見るはずもなく、このテレビの電源を入れることはありませんでした。
持参した本も読まず、iPodと楽譜も持って行ったのに、なぜか音楽も聴かずに、ずっと窓の外の景色を眺めて時を過ごします。
（つづく）
クリック↓お願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村
う〜ん、Ａ寝台で、部屋で食事という華やかさをあまり感じない・・・
ルームサービスは、嬉しいですね。
by manamana (2010-07-05 06:18)
A寝台ってすごいんですね。
食事や飲み物もついているなんて。
サンライズのB寝台でも｢飛行機のファーストクラスみたい｣なんて思っていましたが、A寝台こそ正真正銘のファーストクラス以上の快適さを感じます。
by YAP (2010-07-05 07:57)
リッチな出張ですね～。
というか、リッチな気分になれる出張ですね～。
出張は、急に決まることも多いでしょうし、前もって安い飛行機のチケット購入って
わけじゃないですもんね。そうなると、このA寝台も出張旅費でまかなえます？
あ～、ちょっと（いっぱい）うらやましいです（＾＾）
by junko (2010-07-05 09:20)
寝台列車にはけっこう乗ったのですが、
北斗星は未乗です。
ルームサービス付とは豪華ですね。
by しおつ (2010-07-05 19:43)
manamanaさま
実は、このあと、食堂車に2度行く計画だったので、夕食はあえて部屋にしてみました。
A寝台の個室の『特権』だということでしたし…。（笑）
by Lionbass (2010-07-05 22:56)
YAPさま
（書き方が分かりにくかったかもしれませんが）飲み物は無料で、夕食は有料でした。（本文加筆しました。）
部屋の快適さは確かに「これ以上ない」という感じでした。
by Lionbass (2010-07-05 22:57)
junkoさま
飛行機より高い分の差額は自腹です。
まあ、このようにネタになってますし、それだけの価値はあったと思います。（笑）
by Lionbass (2010-07-05 22:59)
しおつさま
コメントありがとうございます。
ルームサービスは優雅な気分でした。
ちなみに、この「懐石御膳」のお値段は、写真の切符（上）にある通りです。
結構いいお値段です。
by Lionbass (2010-07-05 23:00)
ルームサービスとお食事付きで東京まで2万円ということなのでしょうか？
ゆっくり足も延ばせるし、シャワーもあるなんて飛行機よりかなりいい感じですよね。まあ、時間はむちゃくちゃかかるんでしょうけど、ほとんど寝てることを考えれば…私もいつか寝台車に乗ってみたいです！
by 青沢東（QMY） (2010-07-06 07:19)
青沢東さま
食事は別料金です。（最初のワインや氷などは無料）
あと、20,070円は「特急料金」(2,890円）と「個室(A)寝台料金」(17,180円）の合計で、これ以外に「運賃」がかかります。
札幌→東京（都区内）間、全部普通列車を利用した場合は「運賃」だけで済みます。
（新幹線も「運賃」と「特急料金」に分かれています。）
お分かりいただけたでしょうか？
by Lionbass (2010-07-06 11:21)
ロイヤルでしたか、良いですねえ。
お食事のほとんどは調理済みのものを真空パックにして積み込むようですね。
車内では加熱と盛りつけをしているようです。
なんて言っておりますが、北斗星にはまだ1度も乗ったことがありません。
1度でいいから乗ってみたいです！
by schnitzer (2010-07-07 00:00)
schnitzerさま
「ロイヤル」は、ブログネタのために贅沢してみました。（笑）
そういえば、食堂車はいち早く電子レンジを導入したそうですね。
by Lionbass (2010-07-07 21:33)
「ロイヤル」とは羨ましいです～♪
飲み物のルームサービスに、旅館でいうなら「お部屋食♪」
別料金とはいえ、なんて素敵なのでしょう☆
ぽち☆☆☆
by ぬれぴよこ (2010-07-07 22:34)
ぬれぴよこさま
2人なら食堂車で夕食にしたんでしょうけど、1人だとなんだか寂しそうで、お部屋にしました。
ぽち☆☆☆ありがとうございます。
by Lionbass (2010-07-08 15:08)
北斗星すごいですね！
city night line（リンク参照） が人生発の寝台列車で興奮していましたが、
料金・サービスともにこちらの方が断然いいです・・・
乗ってみたい！
by contra-st (2010-07-14 14:53)