「アメリカは本当に『貧困大国』なのか？」 [読書]
▼読み終わった本
＊「アメリカは本当に『貧困大国』なのか？」
冷泉彰彦・著、阪急コミュニケーションズ
【帯紹介】
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異議あり！
格差社会アメリカは日本の近未来？
オバマの「チェンジ」は虚構ではない。
Newsweek日本版＆JMM（村上龍編集長）
で活躍するアメリカウォッチャーが
堤未果氏『ルポ 貧困大国アメリカ』に反論
******************************
【カバー（袖）紹介文】
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◎なぜ、オバマの「チェンジ（変革）」と「ホープ（希望）」に対して、
ブッシュ時代を同じような
ネガティブな視線を投げかけているのか？
◎なぜ、「結果の不平等」の悪例探しに熱中する一方、
少なくとも日本よりは実現されている
「アメリカの機会均等」を紹介しないのか？
21世紀型の「嫌米感情」とシンクロした
「ルポ 貧困大国アメリカ」に対する反証を行い
「オバマのアメリカ」の1年半を検証する。
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帯にもありますが、村上龍氏がやっている「JMM(Japan Mail Media)」というメルマガを購読しているので、筆者（冷泉彰彦氏）のアメリカに関する記事はよく読んでます。
一方、この本で取り上げられている2冊を含め、堤未果氏の本はここ2年ほどの間に3冊読んでます。
「ルポ 貧困大国アメリカ」
「ルポ 貧困大国アメリカII」
「アメリカから＜自由＞が消える」
堤氏の本を読むと、「アメリカってなんてひどい国なんだろう」と思ってしまいますが、冷泉氏によれば、堤氏の著作は「はじめに結論ありきで書かれている」ということになります。
例えば奨学金制度に関する冷泉氏の説明を読むと、堤氏の本を読んだときの理解とはかなり異なるらしいことが少し分かってきましたし、『悪名高い』サブプライム・ローンについても、単なる「（返済不能になる可能性の高い）貧困層を相手にした高い金利のローン」という存在ではないらしいことが分かります。
残念ながらアメリカに暮らしたことがありませんし、最近、ハワイを除いて旅行にも行っていないので、堤氏、冷泉氏どちらの主張が正しいのか、なかなか判断できませんが、もう少しいろんな本を読んだりして、さらに考えて行きたいと思います。
▽購入した本
＊「宇宙は何でできているのか」
村山斉・著、幻冬舎新書
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＊「アメリカは本当に『貧困大国』なのか？」
冷泉彰彦・著、阪急コミュニケーションズ
- 作者: 冷泉彰彦
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2010/07/09
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
【帯紹介】
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異議あり！
格差社会アメリカは日本の近未来？
オバマの「チェンジ」は虚構ではない。
Newsweek日本版＆JMM（村上龍編集長）
で活躍するアメリカウォッチャーが
堤未果氏『ルポ 貧困大国アメリカ』に反論
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【カバー（袖）紹介文】
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◎なぜ、オバマの「チェンジ（変革）」と「ホープ（希望）」に対して、
ブッシュ時代を同じような
ネガティブな視線を投げかけているのか？
◎なぜ、「結果の不平等」の悪例探しに熱中する一方、
少なくとも日本よりは実現されている
「アメリカの機会均等」を紹介しないのか？
21世紀型の「嫌米感情」とシンクロした
「ルポ 貧困大国アメリカ」に対する反証を行い
「オバマのアメリカ」の1年半を検証する。
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帯にもありますが、村上龍氏がやっている「JMM(Japan Mail Media)」というメルマガを購読しているので、筆者（冷泉彰彦氏）のアメリカに関する記事はよく読んでます。
一方、この本で取り上げられている2冊を含め、堤未果氏の本はここ2年ほどの間に3冊読んでます。
「ルポ 貧困大国アメリカ」
「ルポ 貧困大国アメリカII」
「アメリカから＜自由＞が消える」
堤氏の本を読むと、「アメリカってなんてひどい国なんだろう」と思ってしまいますが、冷泉氏によれば、堤氏の著作は「はじめに結論ありきで書かれている」ということになります。
例えば奨学金制度に関する冷泉氏の説明を読むと、堤氏の本を読んだときの理解とはかなり異なるらしいことが少し分かってきましたし、『悪名高い』サブプライム・ローンについても、単なる「（返済不能になる可能性の高い）貧困層を相手にした高い金利のローン」という存在ではないらしいことが分かります。
残念ながらアメリカに暮らしたことがありませんし、最近、ハワイを除いて旅行にも行っていないので、堤氏、冷泉氏どちらの主張が正しいのか、なかなか判断できませんが、もう少しいろんな本を読んだりして、さらに考えて行きたいと思います。
▽購入した本
＊「宇宙は何でできているのか」
村山斉・著、幻冬舎新書
- 作者: 村山 斉
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: 新書
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アメリカの貧富の差を良く聞きますが、
また別の見方を教えてくれそうですね。
「宇宙は何でできているのか」タイトルに惹かれます。
by manamana (2010-10-16 06:20)
Lionbassさんのように、たくさん本を読むわけでもなく、
情報もあまりないので、何が正しいのかよくわかりません。
テレビ等でクローズアップされるのは、超セレブと災害等の被害者や
なんらかの弱い人たち。両極端ですよね。
by junko (2010-10-16 23:03)
アメリカには行ったことのない私ですが、なんだか好きになれないイメージが先行しています。自由の国だとか言いつつ、身分や学歴と言った縛りが大きく、なんだかなあ～と思うのですが、いかんせん見たこともない国ですから文句を言う前に一度行ってみる必要があるのかもしれません。
by 青沢東（QMY） (2010-10-19 22:09)
manamanaさま
中国やインドが1つの見方だけで語り尽くせないように、アメリカもいろんな視点から見た方がいいんでしょうね。
by Lionbass (2010-10-20 22:03)
junkoさま
マスコミは、その性質上「普通のこと」はあまり伝えませんからね。
（それがいいことかどうかは別にして…。）
ブログだって、「日常のことを書く」とは言いながらも「少しずつ違うこと」を取り上げてある方が、やはり読む気になると思うのですが…。
by Lionbass (2010-10-20 22:05)
青沢東さま
へえ、アメリカに行ったことないとは意外ですね。
研修とかないんですか？
by Lionbass (2010-10-20 22:15)