韓国映画「有故(ユゴ)」 [テレビ・映画]
先日、韓国映画「有故(ユゴ)」を見に行きました。
http://www.cinemart.co.jp/yugo/
場所は東京・六本木の映画館。
韓国の朴正煕(パク・チョンヒ/ぼく・せいき)大統領暗殺事件を描いた映画です。
「政治的」というよりは、「これまで隠されていたことを、取材・調査の上、なるべく忠実に淡々と再現する」といった趣きの描き方のように思いました。
言わずもがなですが、朴大統領が殺されたのは1979年10月のこと。
犯人は、KCIA(韓国中央情報部)の、金載圭部長でした。
犯行は韓国の歴史上、重大な結果を引き起こしたわけですが、”犯人”の金部長はわりと”行き当たりばったり”だったようです。
(今回、パンフレットを買わなかったので、作品の裏側など、あまり分からないまま書いているのですが…。)
さて、映画の中で印象に残っている場面は、いろいろありますが、一つは、朴大統領やほかの登場人物が日本語の台詞をしゃべるところ。
それも「サムライはどうのこうの」など、何かを決意したかのような場面で、かなり古風な日本語が出てきます。
もちろん、戦前の日本による支配下で教育を受けた世代ですから、まったく不思議ではないのですが…。
韓国映画といえば、数年前、「シュリ」を見て以来、何本か見ています。
最近(といっても1〜2年前)見たのは、「マイ・リトル・ブライド」と「四月の雪」でした。
「マイ・リトル・ブライド」の主演は、ムン・グニョン、「四月の雪」はソン・イェジンと、くしくもユン・ソクホ監督の「四季シリーズ」のドラマに出演していた女優です。
他にも見たい韓国映画は多いのですが、なかなか暇がなく、ビデオも借りたりしていない状態です。
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