「外来語の話」 [読書]
▼読み終わった本
*「外来語の話―現代日本のエッセイ」
新村出・著、講談社文芸文庫
「広辞苑」の編者として知られる新村出(しんむら・いづる)が、戦前・戦中に書いたエッセイを復刊した本です。
現在では、「外来語」というと、英語を中心とした英米語から取り入れた「カタカナ語」を思い浮かべます。
しかし、この本では、古代から1940年代に至る日本語の歴史の中で、中国語や朝鮮語、オランダ語などから取り入れた言葉について、広く考察しています。
ほかにも、インドや”南方”の言葉、それにアイヌ語との関係などについても取り上げています。
漢字の読み方については、「呉音」と「漢音」の話が出ていたり、以前どこかに書いた「ウメ(梅)」「ウマ(馬)」の話なども出ていました。
著者は明治生まれですから、幕末や明治初期の事柄が、ずっと身近だったわけで、なかなか興味深い内容の本でした。
▽購入した本
*「読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~」
勝間和代・著、小学館101新書
*「外来語の話―現代日本のエッセイ」
新村出・著、講談社文芸文庫
「広辞苑」の編者として知られる新村出(しんむら・いづる)が、戦前・戦中に書いたエッセイを復刊した本です。
現在では、「外来語」というと、英語を中心とした英米語から取り入れた「カタカナ語」を思い浮かべます。
しかし、この本では、古代から1940年代に至る日本語の歴史の中で、中国語や朝鮮語、オランダ語などから取り入れた言葉について、広く考察しています。
ほかにも、インドや”南方”の言葉、それにアイヌ語との関係などについても取り上げています。
漢字の読み方については、「呉音」と「漢音」の話が出ていたり、以前どこかに書いた「ウメ(梅)」「ウマ(馬)」の話なども出ていました。
著者は明治生まれですから、幕末や明治初期の事柄が、ずっと身近だったわけで、なかなか興味深い内容の本でした。
▽購入した本
*「読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~」
勝間和代・著、小学館101新書
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~
- 作者: 勝間 和代
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
日本語も外国語から色々と影響を受けているようですが、外国語も日本語の影響があるということを知ったとき、なんだかちょっと嬉しくなりました。英語の大君や台風…あんまりたくさんないのがちょっと残念ですが(笑)。
by 青沢東(QMY) (2008-12-08 06:34)
青沢東さま
現在の中国では、明治時代に日本で作られた「熟語」がたくさん使われているそうですね。
「共和国」とか「経済」とかいっぱいあるそうです。
by Lionbass (2008-12-12 07:26)