SSブログ

ヨン様の「スキャンダル」、『イスラム世界の「柔らかい専制」』 [読書]

昨夜、BSデジタルの某チャンネルで、韓国映画「スキャンダル」を放送していました。
同じ時間、別の某BSデジタルチャンネルでは、韓国ドラマ「ピアノ」を、さらに、CS(ケーブルテレビ)の某チャンネルでは、「風の息子」という韓国ドラマを放送していました。
地上波での韓国ドラマ放送はだいぶ減りましたが、BSやCSではまだまだ有力なコンテンツとなっているようです。
最近は、台湾ドラマもよく見かけます。

「スキャンダル」は、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ぺ・ヨンジュンが出演している「時代劇」映画です。
当時の貴族階級(両班=ヤンバンというのでしょうか)の”けだるい”生活を描いた映画ですが、私は、昔ドラマで見てファンだったチョン・ドヨンに注目して見ていました。

▼読み終わった本
*『イスラム世界の「柔らかい専制」』

鈴木董・著、講談社新書

オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」

オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」

  • 作者: 鈴木 董
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1992/04
  • メディア: 新書

トルコに対する(日本でのイメージ)の多くの部分が、ヨーロッパを通して形成されたということが、改めて分かりました。
また、いわゆる「暗黒時代」とされているヨーロッパの中世に比べ、同時代のイスラム世界が、科学技術や学問、芸術の面で進んでいたことはよく知られていますが、中世以降のルネッサンス期なども、オスマン・トルコが西欧(神聖ローマ帝国など)よりさまざまな面で先進性があったことも分かりました。

去年、トルコに旅行に行ったので、「行く前に読めばよかった」と思う反面、言ってから読んだので理解しやすかった、という気もしました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。