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市民オケでコントラバスを弾くことに ~私の楽器遍歴(5)~ [音楽・楽器]

3/19「中学2年でテューバに転向」↓の続きです。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-03-19

今回は、コントラバスを弾くようになったいきさつについてです。

中学時代は市内では「名門」の吹奏楽部に入って、最初トロンボーン、2年生からはテューバを吹いていたのですが、ある日、先輩から話があり、まだできて間もなかった「長崎交響楽団」(略称=長響)の練習に行きました。
中学2年の後半か3年生のときでしたが、単に見学に行ったのか、トロンボーンかテューバを吹きに行ったのかは、よく覚えていません。

練習場所(長崎駅前のビルにありました)に行ったのですが、トロンボーン(またはテューバ)の出番のない曲を練習していて、しかもコントラバスが不在。
以前書いたように、ギターとエレキベースを弾いたことがあったので、置いてあったコントラバスに触ってみていたところ、誰かに「弾いてみろ」と言われ、何となくコントラバスを弾くことになりました。

もちろん、コントラバスの先生も先輩もおらず、教則本を楽器屋で買って、自己流で弾いていました。本番の時にお手伝い(エキストラ)に来てくださる九州交響楽団のコントラバス奏者の方(K浦さんのことをよく覚えています)に、いろいろと教えてもらいました。

初めて”乗った”演奏会は、シュバイツァー博士の孫娘という女性(確かスイス人)がソリストで、モーツァルトのピアノ協奏曲20番ニ短調と、ベートーベンのピアノ協奏曲3番ハ短調という、「名曲だが難曲」のプログラムだったように思います。
当然ながら、早いパッセージは全然弾けませんでしたが、「ピチカート1発!」など、部分的には「戦力」になっていたと(自分では)思っています。
当時、長響を指揮してくださっていた安永武一郎先生(ベルリン・フィル・コンサートマスターの安永徹さんのお父上)が、私の方を向いてにっこりほほ笑んでくださったことがあったのを覚えています。

オケには、スズキとチャキのベースが何本かあって、それを弾いていました。弓のことはあまり覚えていません。

そんなこんなで、長響には合計3年ほど在籍しました。
以来、30年以上、コントラバスを引き続けているわけです。
(次回へと続く)


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emiri

え~っと、中学生の時からオケで活動なさったんですね。九州は今もコントラバスのアンサンブル団体が盛んに活動しているようですよね。私がいまいる市民オケにも、九州は佐賀県出身の若いバス弾きさんがいます。
by emiri (2006-04-01 23:14) 

Lionbass

emiriさま
コメントありがとうございます。
長崎交響楽団のウェブサイトは下記↓の通りです。
http://www2.neweb.ne.jp/wd/nso/
演奏会の記録も載っていますが、一部に不正確なところがあるようです。
by Lionbass (2006-04-02 10:23) 

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