「ネットがテレビを飲み込む日」 [読書]
▼読み終わった本
*「ネットがテレビを飲み込む日」
池田信夫/林紘一郎/山田肇/西和彦/原淳二郎・著、洋泉社ペーパーバックス015
最近、個人的興味に加え、仕事上の必要もあり、この手の本を読みあさっています。
どの本を読んでも、メディア全般の将来は明るくないようです…。
この本でいえば、「現在、テレビ局がインターネットに対して取っている態度は、かつて映画会社がテレビ局に対して取っていたのと同じ」という指摘が、気になりました。
テレビ局の勃興期、映画会社は「5社協定」というものを結んで、俳優をテレビ局に出演させなかったり、監督、脚本家にテレビの仕事をさせなかったりしたのだそうです。
その結果、テレビ局が自前の監督・脚本家や俳優を育てることになり、のちのテレビドラマの隆盛につながったのだとか…。
いろいろと考えさせられました。
▽購入した本
*「ブログがジャーナリズムを変える」
湯川鶴章・著、NTT出版
ということで、引き続き「ネットと既存メディア」をめぐる本です。
著者は、私の前職場に勤務している人(編集委員)だそうです。(重なってはいないので、直接知っているわけではありませんが…。)
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