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エースナンバー「18」 [スポーツ・その他]

先日、ある新聞のコラムに、日本のプロ野球で背番号18がエースナンバーとされているのは、歌舞伎の「十八番」に起源があるとの話が載っていました。

もちろん、それだけではなくて、背番号18をつけていた阪神・若林とか巨人の藤田、堀内が活躍したことで定着したのも大きいようです。

私は昔、草野球をやっていて、そのころ、日本の背番号の「システム」について調べたのですが、日本のプロ野球には、アメリカ・大リーグにはない独特の流れがあるようです。
以下は、昔どこかで読んだ話ですので、詳細については不正確な部分があるかもしれませんので、ご容赦を…。

日本では、プロ野球よりも学生野球の方が先にできて、人気も高かったそうで、背番号に関する「システム」は、この学生野球に起源があるのだとか。

そのシステムとは、以下のようなものらしい…。
・監督=30
・主将=10
・主力野手=1ケタ(1〜9)
・投手=10番台

・控え内野手/外野手=20番〜30番台

これに基づき、
「11番から20番(前後)がピッチャーの番号」
というイメージが出来上がったところまでは、確かなようです。

そして、別所=11他、沢村=14、スタルヒン=17、若林=18などのピッチャーが活躍し、このイメージが定着したのではないでしょうか。
巨人の川上=16も、最初はピッチャーだったそうですし…。

さらに、巨人の藤田、堀内両投手の活躍で、「18=エースナンバー」のイメージが確立したのだと思われます。

松坂は、西武入団時に、当時の東尾監督が自分の現役時代の背番号「21」をつけるよう「勧めた」のに対し、それを断って「18」を選んだそうです。

他にも、「11」や「14」あたりも主力投手がつけることが多いようで、今で言えば中日・川上、日本ハム・ダルビッシュなどが11番です。

そういえば、中日の落合監督は去年かおととし、選手の背番号を大幅に入れ替えたそうですし、来年の巨人も大幅な背番号の入れ替えがあるそうです。


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