「今世紀で人類は終わる?」 [読書]
▼読み終わった本
*「今世紀で人類は終わる?」
マーティン・リース・著、堀千恵子・訳、草思社
【帯紹介】
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世界滅亡の引き金は、
温暖化よりも深刻な脅威が、すぐそこにある!
第一線の物理学者が描く、終末のシナリオ。
たった一人で引ける--
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オカルト本か「大予言」本のたぐいかと思われそうなタイトルですが、実際は、科学者が書いたきわめてまじめな内容です。
中身は以下のようなもの。
第 1章 プロローグ 21世紀に現れる新しい脅威の正体
第 2章 人類を不老不死にする技術が人類を滅ぼす?
第 3章 20世紀で人類は終わりかもしれなかった
第 4章 だれでも世界を滅ぼせる時代
第 5章 人類滅亡を招くテロを防げるか
第 6章 破壊的技術の誕生を防ぐため科学をやめる?
第 7章 小惑星の衝突で文明が消滅する確率
第 8章 人間の活動は地球に何を引き起こすか
第 9章 科学実験が宇宙を破壊する?
第10章 哲学的思索が予見する人類の寿命
第11章 「科学の終焉」はどのように訪れるか
第12章 人類は特別な存在か
第13章 宇宙進出が人類の保険になる?
第14章 エピローグ 21世紀の地球は全宇宙にとって特別だ
文明論、科学論、そして哲学の本として、なかなか面白いかもしれない、と思いました。
▽購入した本
*「墜落の夏―日航123便事故全記録」
吉岡忍・著、新潮文庫
日航機墜落のときは、神戸で記者をしていました。
あれから22年たつんですね…。
▽購入した本
*「80対20の法則を覆す ロングテールの法則」
菅谷義博・著、東洋経済新報社
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