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「暴走老人」 [読書]

▼読み終わった本
*「暴走老人」
藤原智美・著、文藝春秋

暴走老人!

暴走老人!

  • 作者: 藤原 智美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本

【帯紹介】
******************************

「新」老人は、
若者より
キレやすい

現代社会に大量に生み出される
孤独な老人たち
<暴走>の底に隠されているものとは?
******************************

【帯(裏表紙側)紹介】
******************************

急増する困った老人たち——
*病院での待ち時間に耐えられず、ダダをこねて床に転がる
*店のサービスカウンターで、いつまでも怒鳴り散らしている
*口のきき方が悪いと女医さんに殴りかかる
*コンビニで立ち読みを注意されてチェーンソーを振り回す
*犬にチェーンで亀をつなぎ、「ヨドバシガメ」と名付けて虐待……

老人たちの抱えた、
かつてない生きづらさを浮き彫りにする

******************************

「暴走」する老人についての本、であるわけですが、老人がなぜ暴走するかについて「社会への不適応」という見方を示し、その「社会」について考察しています。

つまり、「老人」についての本というよりは、「社会」についての考察であると思いました。

そして、変質する社会について考察するにあたって、「時間」「空間」「感情」という3つの概念から切り込んでいます。

この本における考察・分析は、ほとんどがうなずける話ばかりなのですが、「なるほど」と思えば思うほど、社会に先行きについて明るくない方向に傾いてしまい、「自分も『新老人』になるのか」という暗い気持ちになってしまうような気がしました。

▽購入した本
*「中国は猛毒を撒きちらして自滅する―全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国」
宮崎正弘・著、徳間書店


中国は猛毒を撒きちらして自滅する―全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国

中国は猛毒を撒きちらして自滅する―全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国

  • 作者: 宮崎 正弘
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本

ギョーザ事件もあり、古書店で見かけたので、つい買ってしまいました。


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