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「メディア進化社会」 [読書]

▼読み終わった本
*「メディア進化社会」
小寺信良・著、洋泉社ペーパーバックス


メディア進化社会 (Yosensha Paperbacks 28)

メディア進化社会 (Yosensha Paperbacks 28)

  • 作者: 小寺 信良
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本


帯はないのですが、表紙に紹介文らしきものが載っています。
******************************
いまや音楽や映像はダウンロードで購入することが当たり前になり、
ウェブが新聞やテレビなどの伝統的メディアを脅かしつつある。
人々はTVCMをスキップする一方で、身の丈を越えるデジタル技術を持て余す。
「映像配信における缶ジュースビジネス」から「コンテンツ保護の日米差」まで
現場に携わり続けた豊富な経験から語る!

メディア進化の先端で何が起きているのか、この1冊でわかる!
******************************

また、以下のような章立てになっています。
第1章 メディアつくって魂入れず【メディア論】
第2章 腐ってもテレビ?【テレビ論】
第3章 ネットの泣き所【ネット論】
第4章 オタクの魂百まで【人間行動論】
第5章 著作権、世にはばかる【著作権論】


著者は、元々テレビの世界で編集者(ビデオ編集)の仕事をしていて、その後映像、音楽や寝と、ITなどに関して文筆活動をしているとのこと。
特に面白いと思ったのは、第4章の「人間行動論」の中にある「情報過多による『Level1飛空艇』症候群」という文章。
「飛空艇」というのは、ロールプレイングゲームの例えで、ゲームが進んでプレーヤーのレベルが上がって初めて手に入れる(乗る)ことができる空を飛べる乗り物のこと。
「新入社員など、まだレベルの低くて空を飛ぶ段階でない人間が、いきなり飛空艇に乗ってもダメ」という話のようです。

私の職場にも先日新入社員が配属され、研修で”講義”をしたところなので、なるほどと思いました。

▽購入した本
*「震度0」
横山秀夫・著、朝日文庫


震度0

震度0

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2008/04/04
  • メディア: 文庫



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コメント 2

いちご☆

震度0 ですか。。。。 怖いですね 地震
by いちご☆ (2008-05-17 07:11) 

Lionbass

いちごさま
「震度0」は、警察内部の腐敗・問題を、阪神大震災にからめながら描いたもので、以前から気になっていました。
読みたい本が溜まっているのですが、早めに読みたいと思っています。
by Lionbass (2008-05-18 15:59) 

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