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「早わかりサブプライム不況」 [読書]

▼読み終わった本
*「早わかりサブプライム不況 『100年に一度』の金融危機の構造と実相」
中空麻奈・著、朝日新書


早わかりサブプライム不況 「100年に一度」の金融危機の構造と実相 (朝日新書)

早わかりサブプライム不況 「100年に一度」の金融危機の構造と実相 (朝日新書)

  • 作者: 中空 麻奈
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/01/13
  • メディア: 新書


【帯紹介】
********************

世界同時不況へ——
日本を襲う
津波の正体
********************

【カバー袖の紹介文】
******************************

なぜリーマン・ブラザーズは破綻したのか。
そもそもサブプライム問題とは何か。

米国が震源地で「100年に一度」といわれる金融危機は、
株大暴落を経て世界同時不況に発展しようとしている。
危機が増殖していた時も、市場がパニックに陥った時も、
常に日本マネーが狙われたのはなぜか。
気鋭の証券アナリストが未曾有の危機の全貌を
わかりやすく解説した決定版!
******************************


さらに、裏表紙側の帯に目次が載っているので紹介します。
第1章 世界一簡単に「サブプライム問題」を解説する
第2章 「金詰まり」のマグマが蓄積された
第3章 なぜリーマン・ブラザーズは破綻したのか
第4章 世界同時不況で起こること
第5章 世界は米国のために動いている?
第6章 日本はどこへ行く


サブプライム問題については、新聞や雑誌などでいろいろ報じられているわけですが、この本は「世界一簡単」を謳っているだけあって、非常に平易に分かりやすく説明されていて、大変勉強になりました。

問題のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)や、それにまつわる保険大手AIGの問題などもきちんと取り上げられています。


また、「ほかの金融機関が救済される中、リーマン・ブラザーズだけなぜ破綻に至ったのか?」という疑問に対する答えも、明確に説明されています。

もっと早く読むべきだったと思いました。

▽購入した本
*「日本の15大財閥―現代企業のルーツをひもとく」
菊地浩之・著、平凡社新書


日本の15大財閥―現代企業のルーツをひもとく

日本の15大財閥―現代企業のルーツをひもとく

  • 作者: 菊地 浩之
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/02/13
  • メディア: 新書

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