「日本語は生きのびるか」 [読書]
▼読み終わった本
*「日本語は生きのびるか---米中日の文化史的三角関係」
平川祐弘・著、河出ブックス
【帯紹介】
******************************
辺境の国の言葉
日本語の興亡
******************************
【表紙(カバー)紹介文】
******************************
英語が世界の支配語となる時代、
辺境の国の言語・日本語は生きのびることができるか?
国際文化史を背景に考察する、画期的な日本語論。
******************************
比較文学、比較文化論などで知られる平川先生の本。
タイトルは「日本語は…」となっていますが、日本文化、そして日本という国自体の存在について問いかける非常に中身の濃い本だと思いました。
折しも、別の本で「満州語」がほとんど滅びかけているという話を読んだところです。
「満州族」というと、清(シン)王朝を建てたわけですが、現代では完全に中国(漢族)に飲み込まれ、満州語(のみ)を話す人口はどんどん減っているそうです。
人口が減少に向かっている日本が、果たして100年後どうなっているのか。
そして日本語はまだ話されているのか。
いろいろ考えさせられました。
また、中で日本の古典、なかでも「源氏物語」について高く評価していて、きちんと読み通したことがないのが恥ずかしくなってきました。
最近出たという「謹訳 源氏物語」を読んでみようかという気になってきました。
▽購入した本
*「女は男の指を見る」
竹内久美子・著、新潮新書
クリック↓お願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村
*「日本語は生きのびるか---米中日の文化史的三角関係」
平川祐弘・著、河出ブックス
【帯紹介】
******************************
辺境の国の言葉
日本語の興亡
******************************
【表紙(カバー)紹介文】
******************************
英語が世界の支配語となる時代、
辺境の国の言語・日本語は生きのびることができるか?
国際文化史を背景に考察する、画期的な日本語論。
******************************
比較文学、比較文化論などで知られる平川先生の本。
タイトルは「日本語は…」となっていますが、日本文化、そして日本という国自体の存在について問いかける非常に中身の濃い本だと思いました。
折しも、別の本で「満州語」がほとんど滅びかけているという話を読んだところです。
「満州族」というと、清(シン)王朝を建てたわけですが、現代では完全に中国(漢族)に飲み込まれ、満州語(のみ)を話す人口はどんどん減っているそうです。
人口が減少に向かっている日本が、果たして100年後どうなっているのか。
そして日本語はまだ話されているのか。
いろいろ考えさせられました。
また、中で日本の古典、なかでも「源氏物語」について高く評価していて、きちんと読み通したことがないのが恥ずかしくなってきました。
最近出たという「謹訳 源氏物語」を読んでみようかという気になってきました。
▽購入した本
*「女は男の指を見る」
竹内久美子・著、新潮新書
クリック↓お願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村
日本語、国の面積の割りには、通じるところが結構多いし、
日本語を覚えようとしている海外の方も多いな~と思っていましたが、
それは日本が経済的に恵まれていた時代だからこそだったのかもしれませんね・・・そう考えるとこの先どうなるのか、心配です。
ポチ☆☆☆(朝にポチしたので増えないかもしれませんが・・・)
by ぬれぴよこ (2010-04-27 21:57)
ぬれぴよこさま
この本のあと、「日本語は亡びない」という本も読みました。
それによると「日本語を学ぶ人は増えていて、亡びることはない」そうです。
ぽち☆☆☆ありがとうございます。
by Lionbass (2010-05-01 14:17)
私の日本語もたいがいめちゃくちゃなので、あまり偉そうなことは言えませんねえ。
それよりも、「女は男の指をみる」が気になります。苦労した手なのか?あるいは指輪をしているか?ペンダコはあるか?などなど…想像が膨らみます。
by 青沢東(QMY) (2010-05-02 11:58)