「北朝鮮外交の真実」 [読書]
けさ、人間ドックに行ってきました。
去年、当日の朝、体調不良のためドタキャンしたので、2年ぶりの人間ドックでした。
さて…
▼購入した雑誌
*週刊文春
*週刊鉄道データファイル
▼読み終わった本
*「北朝鮮外交の真実」
原田武夫・著、筑摩書房
去年、発売直後に購入したものの、読みかけのままになっていたのですが、先日、残りの部分を読み終えました。
一言で言うと、「印象に残らない本だ」というのが感想です。そういえば、「読みかけ」になっていたのも、あまり面白くなかったからのような気がします。
筆者は、外務省を途中退職した人物で、実際に北朝鮮との交渉などの現場にいた人です。外務省の問題点の指摘は、恐らく的を得ているのだと思います。
しかし、それ以外は、「理念的」な部分が多くて、「論文」としてはいいのでしょうが、「読み物」としてはあまりお勧めできないと思いました。
外務省を辞めた人の本といえば、佐藤優氏の「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」や、 天木直人氏の「さらば外務省!—私は小泉首相と売国官僚を許さない」など、このところ何冊も出ています。
私は「国家の罠」しか読んでいないのですが、「北朝鮮外交の真実」に比べれば、「国家の罠」の方がはるかに面白いと思いました。
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