なぜ迷惑な奏者が特定の楽器に多いのか? [音楽・楽器]
きのうの「オケの練習での迷惑」の話の続きです。
オケの練習で、「棒が止まっても音を出している」人が最も多いのはチェロ、次はビオラではないか、と常々思っていました。(もちろん、コントラバスにも結構いますが…。)
ビオラやチェロは通常、コントラバスの前に座っていますし、後ろの方には「お上手」でない人もいますので、いつも間近で見ているわけです。
「ちょっとくらい音を出しても構わない(周りには迷惑でない)だろう」と考えているのではないでしょうか。
管楽器では、そのようなことは、ほとんどあり得ないと思います。
弦楽器で考えると、バイオリンはちゃんと構えないと弾きにくいと思いますが、構えると目立ってしまいます。また音域も高いので、「周りに迷惑でないだろう」とは考えにくいと思います。
コントラバスは、左手を構えると結構目立つと思います。
一方、チェロの場合、構えても右手は譜面台の陰になりますし、音域などからもあまり「迷惑でない」と考えてしまいそうです。
ビオラも、元々楽器の先端が下がり気味に構えている人もいますし、バイオリンほどには目立たないような気がします。
ということで、チェロやビオラに「棒が止まっても何となくゴソゴソ弾いている」人が多いのではないでしょうか?
これまで、多くのアマオケで弾かせていただいていますが、こうした「マナー違反」だけでなく、いろんな意味で迷惑な奏者はあちこちにいるものです。
そうした「考察」は、機会を改めまして…。
ところで、きのうは社内の「チャリティーコンサート」がありました。
ロックバンドなどが多かったのですが、冒頭に登場したジャズのビッグバンドには、私も勧誘を受けていたので、最前列で聞きました。
高校時代にビッグバンドのまねごとをしたことがありますが、今入れてもらうとしたらどの楽器がいいかな、と思いながら聞いていました。
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