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アマオケに初心者チェロ弾きが多い理由 [音楽・楽器]

いろんなアマオケ(アマチュアオーケストラ)で演奏して気づいたのですが、最近、「大人になってから(大学卒業以降に)チェロを始めた」という人が、相当増えているように思います。
他の楽器に比べると、かなり多いのではないでしょうか。

ご存じのように、最近の「大人の楽器」ブームで、社会人が新たに楽器を始める例が増えているようです。「○○音楽教室」とか「××カルチャーセンター」の類にも、楽器講座はたくさんありますが、ギターやドラムなどの「軽音楽(?)」系やピアノを別とすれば、必ずあるのはフルート、サックス、バイオリン、チェロなどでしょうか。
これに対し、「大人のためのビオラ講座」とか「~コントラバス講座」など、あまり聞いたことがありません。
大人になって始める人は、当初は自分1人で楽しむのが目的である場合が多いと思います。わざわざビオラを選ぶ人は少ないでしょうし、置き場所に困るコントラバスを購入して習い始める人も少ないでしょう。

もちろん、楽器を習ったり、音楽に親しんだりするのは、大変いいことだと思います。周りに迷惑をかけない限りは…。

フルートなど管楽器は、メンバーが足りないオケは少ないと思います。オーボエやファゴットであれば足りないオケも多いと思いますが、こうしたダブルリードの楽器を大人から始める人は少ないでしょうし、いたとしても、オケに入るレベルにはなかなかならないのではないでしょうか。

また、バイオリンの場合も、大人になってから習い始めた場合、オーケストラに入れるレベルに達するのは結構難しいと思いますし、「入ろう」という気になるのも簡単ではないでしょう。

ところが、チェロの場合、バイオリンほど目立たないこともあって、まだまだオケで「活躍」するレベルに達していないのに、”間違って”オケに入ろう、という気を起こす(!)のではないでしょうか。

前述のように、「1人で音楽を楽しむ」のは、大変結構なことです。しかし、(オケに入って)周囲に迷惑をかけるとなると、話は別です。
オケのマナー、アンサンブルの約束事を守れない人は、「家で1人で弾いてろ」と声を大にして言いたいと思います。
特に、中年以上の男性(特にチェロを始めようなどという人)は、企業や社会の中で、それなりの地位にあるからだと思いますが、人の言うことを素直に聞かない例が目につくような気がしてなりません。

まあ、コントラバスにもそのような人は時々いますし、「人の振り見て我が振り直せ」ですが…。


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