「横書き登場」 [読書]
▼読み終わった本
*「横書き登場 -日本語表記の近代-」
屋名池誠・著、岩波新書
「マオ」(ハードカバー、上下2冊)が持ち歩きに不便なので、途中、手軽に持ち歩けるこちらの本を読んでしまいました。
1月23日↓に、「"TAXI" が"IXAT" となっているのは変だ」と書きました。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-01-23
その際、「ブログ(↓)仲間」であるSkinsuiさん(某大学教授、大学オケの先輩)にこの本を紹介していただきました。
http://skinsui.cocolog-nifty.com/skinsuis_blog/
大変不勉強で、認識不足だったのですが、私はこれまで「右から左へ書く横書き(右横書き)」は戦前のもので、戦後に「左から右への横書き(左横書き)」に変わった、と何となく思っていました。
しかし、この本によると、戦前から「左横書き」と「右横書き」が併存している時期があったものの、戦後2~3年の間にあっという間に「左横書き」に事実上「統一」されたのだそうです。
とにかく、大変勉強になりました。詳しくは、中身をお読みください。
『横書き登場』の著者は、私の研究室の1年後輩で、無二の親友なので、読んでいただいてうれしいです。私のブログの宣伝もしていただいて恐縮です。Lionbassさんは、毎日欠かさず、しっかり書いておられて、立派だなあと感服しております。
by SKinsui (2006-03-15 23:22)
Skinsuiさま
コメントありがとうございます。
いつも興味深く拝見しております。
私は、一応言葉を扱ったり、原稿を書いたりする仕事をしておりますし、外国語も勉強したことがありますので、自分なりに言葉には関心を持っているつもりです。
今後とも、いろいろとご教授ください。
by Lionbass (2006-03-15 23:27)