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「ハリウッド100年のアラブ」 [読書]

▼読み終わった本
*「ハリウッド100年のアラブ―魔法のランプからテロリストまで」
村上由見子・著、朝日選書

ハリウッド100年のアラブ―魔法のランプからテロリストまで

ハリウッド100年のアラブ―魔法のランプからテロリストまで

  • 作者: 村上 由見子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本

去年4月に購入した際↓には、「読み応えのありそうな本です」と書いてました。 http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2007-04-21

まさに、大変な労作であり、とても勉強になる本だと思います。

【帯紹介】
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偏見?
願望?
プロパガンダ!?

私たちは<創られたアラブ像(イメージ)>を信じていた——。
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【カバー紹介文】
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9.11以降、アラブ世界は大きな注目を集めてきた。
私たちが漠然とイメージするアラブ世界には、ハリウッド映画の影響が少なからずある。ハリウッドが発信するアラブ像はいつしか「グローバル・スタンダード」と化し、世界各地で受け入れられてきた。
古くは『シーク』から、『アラビアのロレンス』、ディズニーの『アラジン』、そして最近の『ミュンヘン』『ユナイテッド93』に至るまで。
そのイメージの連なりからは、アメリカのアラブに対する誤解、偏見、侮蔑、願望、さらには中東戦略や国家プロパガンダも見えてくる。
ハリウッド100年を振り返り、「アメリカ映画からは見えないアラブ」「ハリウッドが描かなかったアラブ」を読み解く試み。
******************************
聖書や「アラビアン・ナイト」、絵本からサイレント映画、最近のハリウッド映画まで、キリスト教世界におけるアラブ・イスラム世界のイメージについて、きわめて分かりやすく論じた本。

ハリウッドの描く日本人が、「サムライ、ケイシャ」の世界から抜け出せない場合が多いことと通じるのだということも、なるほどと思いました。


▽購入した本
*「ザビエルの見た日本」
ピーター・ミルワード・著、松本たま・訳、講談社学術文庫

ザビエルの見た日本

ザビエルの見た日本

  • 作者: ピーター・ミルワード
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/11
  • メディア: 文庫

▽購入した本
*「朝鮮民族を読み解く」
古田博司・著、ちくま学芸文庫

朝鮮民族を読み解く―北と南に共通するもの

朝鮮民族を読み解く―北と南に共通するもの

  • 作者: 古田 博司
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 文庫


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