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「カラヤンと日本人」 [音楽・楽器]

きのうの「カラヤンはなぜ目を閉じるのか」という本の話に続き、カラヤンについて。


4月5日はヘルベルト・フォン・カラヤンの誕生日(生誕100年)だったそうで、これに合わせ、NHK BS Hi-visionで「カラヤン特集」をやってました。

長時間にわたりいくつかの番組を見せながら、スタジオトークでつないで行くという構成。
その中で、「カラヤンと日本人」という番組が放送されてました。

S大学の学生オーケストラにカラヤンを呼んだ女性や、ソニーの大賀氏、ベルリン・フィルのコンサートマスター・安永徹さんなどが登場して、いろいろ証言してました。

他にも、サントリーホール関係者や、写真家の木之下晃氏など…。

S大学を指揮する場面では、若き日の汐澤さんも映ってました。


また、杉並の普門館のベルリン・フィルの公演に関する証言もありました。

何度かあったようですが、私も先輩にチケットを譲ってもらい、聴きに行った覚えがあります。

たぶん1977年で、聴いたのは確かベートーベン・チクルスの第5番「運命」と第6番「田園」という組み合わせ。
確か一番いい席(S席?)で、1階のど真ん中でした。

印象に残っているのは2つの点。

1)カラヤンは大きな身振りをほとんどせず、コンサートマスターが懸命に弓を振り上げて指揮者の代わりをしていた。
 (この時のコンマスはたぶんミシェル・シュヴァルベ氏。)
2)「運命」第4楽章で、3番トロンボーンの音ばかりが聞こえた。
 (コントラバスと基本的に同じ音なので、余計に印象に残ったのかも…。)



ところで、この番組を見て改めて思ったのは、長くかかわった人には、あまり悪く言う人がいない、ということ。
「自分の味方にならない人物は遠ざけた」ということだとすれば、親密な付き合いをした相手イコール「味方」ということなのかもしれません。
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