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初のラ・フォル・ジュルネ(その1)=ベトナム国立響を聴く [音楽・楽器]

チケットをもらったのでラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンを聴きに行きました。

毎年、ゴールデンウィークはほとんど働いているので、これまで行ったことがありませんでした。

【場内の看板】
IMG_4544LFJ.jpg
【プログラム表紙】
IMGプログラム2.jpg

聴いた公演は本名徹次・指揮、ベトナム国立交響楽団

IMGチケット.jpg

朝10時開演、場所は5,000人入る国際フォーラムのホールA。
さすがに空席が目立ちました。

曲目は、シューベルトの交響曲第5番モーツァルトの交響曲第40番の2曲。

2曲にはいろんな共通点があり、なるほどと思わせる選曲です。

例えば、両方ともトランペット、ティンパニなしの曲ですが、もし40番がクラリネットの入らないバージョンであれば、まったく同じ編成なのですが、実際にはクラリネット入りでした。

また、両方とも3楽章がト短調で、似ている部分もあります。


ちなみに、1stバイオリンは恐らく5プルト(10人)、コントラバスは2プルト(4人)でした。


演奏ですが、1曲目のシューベルト5番は、最初「なかなかいいな」と思ったのですが、少しずつボロが見え始めた感じ。
2曲目のモーツァルト40番は、あまり好きな演奏ではありませんでした。

全体で言うと、バイオリンと一部の木管は健闘していたのですが、ビオラやチェロ、コントラバスがイマイチかな、と思いました。
例えば、40番の3楽章のトリオでチェロとコントラバスだけになる部分では、音が非常に生々しくて、「あれっ?」という印象。
楽器のせいか、弦のせいか、はたまた…という感じでした。

この3楽章では主要部とトリオのテンポがかなり変えてあったのですが、そのせいか、やや早さが不安定な感じでした。

それと、2曲共通して気になったのは、「付点四分音符+八分音符」という音形がやや悪かったこと。

ということで、全体的には「日本のうまいアマチュアオーケストラ、あるいは音大生のオケあたりと同じくらいのレベルかな?」という感じでした。

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