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トルコライスの起源は福沢諭吉にあり!?(前編) [身辺雑記・グルメ]

今年はじめ、「長崎県人飲み会とトルコライス」と、「トルコライス弁当!?=長崎出張記(6)」という話を書きました。

おさらいになりますが、「トルコライス」とは長崎人なら誰でも知っている「大人のお子様ランチ」とも呼ばれる食べ物です。

【長崎空港ターミナルにある食堂のトルコライス見本(食品サンプル)】
11289751.jpg
(写真追加しました)

【同じく「トルコライス弁当」見本(食品サンプル)】
11289745.jpg
(写真追加しました)


基本は(1)ピラフ(2)カツ(3)スパゲティ…の3つの要素です。
(1)のピラフは、ドライカレーだったりします。
また、(2)のカツは、トンカツが基本ですが、チキンカツのこともあります。
そして、(3)のスパゲティといえば、「洋食」の付け合わせの基本である「ナポリタン」が普通です。

その「トルコライス」という名前の由来ですが、いろんな説がありました。
「『トリコロール』という名の洋食屋が最初に始めた」とか、「ピラフが中国をスパゲティはイタリアを表し、その上をトンカツという橋で掛けた東西の接点トルコを表す」とか、はては「トルコ風呂」(死語)に関係あるとか…。

でも、トルコはイスラム教の国なので、トンカツは食べません
なので、トルコライスの起源がトルコではないことだけは確か。

ということで長い間、トルコライスの起源には決め手がありませんでした

ところが、先日、新聞で興味深い記事を発見しました。

それがこちら↓。
IMG土耳古プレート.jpgIMG土耳古プレート2.jpg

慶応義塾大学が、創立150周年を記念して「文明開化の昼餉 福沢諭吉のおすすめランチ」という特別メニューを提供するというもの。
学生食堂(生協食堂)で期間限定だということです。

記事によると、このメニューは福沢翁が創刊した「時事新報」という新聞に連載された「何にしよう子(ね)」という料理記事のレシピを基にしたもの。
「味噌味の牛鍋」や「しょうゆ味の豚汁『空知汁』」などがあるそうですが、問題なのが「土耳古(トルコ)プレート」です。
「チキンスープで炊き込んだご飯とカツレツを合わせた」ものだと記事には紹介されています。

これは、スパゲティこそないものの「トルコライス」に極めて似ています

これは、実際に食べに行くしかない、ということで、慶応の三田キャンパスまで足を運びました。

【慶応三田キャンパス 正面玄関付近】
IMG_4603慶応三田.jpg

【キャンパス内部】
IMG_4590慶応キャンパス.jpg

【いよいよ生協食堂へ】
IMG_4592生協食堂.jpg

(つづく)
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コメント 2

ぬれぴよこ

福沢諭吉がグルメだったとは知りませんでした!(笑)
トルコライス、テレビで何度か見たことはありますが・・・
つづきが気になります!
by ぬれぴよこ (2008-05-11 23:15) 

Lionbass

ぬれぴよこさま
福沢諭吉は牛肉好きで、「薬になる」と食べるのを勧めたりしたそうです。

by Lionbass (2008-05-12 18:45) 

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